天井と底のパターンを理解する (チャート力向上講座日足スイング編)
前項までのチャートの型で、ボックス相場やペナント型の相場について学んできました。
次のこの項では、今度は、上昇トレンドの終わりである天井と、下降トレンドの終わりである底についてです。
天井と底のパターンについて、三尊型と二十型の各2種について学びます。
変化形も含め、どちらも頻出の天井・底の型ですので、シナリオの形成に多いに役立つと考えられます。
ⅰ)天井のパターン
まずは天井のパターンについてです。下記のようにいくつかパターンがありますが、ここでは代表的な二つを紹介します。
三尊天井
下図のように山が3つ並ぶ形の天井。
二重天井
下図のように山が二つ並ぶ形。二つ目の山を形成後、三尊天井になる可能性がある。
売りポイントとしては、山と山の間の谷の安値を下抜けたときとなります。(下図参照)
ⅱ)底のパターン
次に、底のパターンです。
こちらも天井と同じく2パターンですが、上記天井のパターンの逆になります。
逆三尊
下図のように、三尊天井の反対で、谷が3つ、山が二つ並ぶ底の形。
二重底
下図のように谷が二つと山が一つで形成される底の形。
今度は底のパターンですので、買いポイントとなる場所についてです。
これも天井とは逆でそれぞれの山の高値を上抜いた場所が買いポイントとなります。
天井の型と底の型の例
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