ロジックメーカーLMとは? LMの概要。
「ロジックメーカーLM」とは、ロジック、ストラテジーに使用する各種指標のパラメータ、利確・損切の値幅を、総当たり方式にて最適化し、より効率的なトレードの設定を見つける為のファイルです。
一例を挙げると、例えば移動平均線の短期と中期のクロスでの売買を考えた時に、移動平均線のパラメータを5~50、5刻みで変化させ、そのパラメータの組み合わせ毎に計算を実行し、各組合せでの総損益、勝率、ドローダウンなどの成績をリスト化する事が出来ます。
パラメータを最適化。ロジックメーカーLMとは?
上述の通り、ロジックメーカーLMは、ロジックやストラテジーの指標のパラメータ等を総当たりで最適化するファイルです。
更に、それに加えて、損切りライン、利益確定ラインを可変させる事も可能となっています。
ロジック、ストラテジー、売買ルール、通貨ペアや銘柄、時間足に最適な設定を見つけることができます。
現状では、MA、MACD、ストキャス、RSI、コマ足、ボリンジャー、TRIX、乖離率、一目均衡表、時刻指定を実装させており、これに利益確定ラインと損切りラインを売り買いそれぞれで設定出来る様にしています。
このファイルを使用すると、例えば、コマ足とボリンジャーを組み合わせたロジックの案があった場合に、ボリンジャーのパラメータや損切りライン、利益確定ラインなどを絡め、それらが使用する足や通貨ペア等にとって、最適となる組み合わせを算出することが可能です。
- 自分が使っているロジック、ストラテジーの最適なパラメータ、損切・利確ラインを見つけることが出来る。
- 何度でも複数のロジックを組めるため、利益の上がる組み合わせへの変更が容易。
- 自分だけのロジックを保有できる。
- 総損益や勝率、PFなどで選択できるため、リスクをとるか、安全性を優先させるかなどスタイルに合ったロジックを選べる。
- 1パターンずつの検証、記録、集計という煩わしさもなく、指標と条件等の設定のみで全パターン全自動で検証と集計が可能。
- 設定したら、集計完了まで放置可能。
ロジックメーカーLMの概要
ロジックメーカーLMは、先述の通り、最適な指標パラメータや損切りライン、利益確定ラインを算出するものですので、パラメータの設定等は、自動売買システムUGやその他ロジックの様に確定させ設定する方法ではありません。
例えば、移動平均線の短期と中期の単純なクロスでの売買を考えた際、短期は採用本数5~100、中期も同様に5~100とし、それぞれの数値を一つずつ変化させながら、すべての組み合わせの結果を算出します。その中から一番良い成績だったものをロジックとして使用するという形になります。
成績の一覧は、総損益は勿論、勝率、PF、連勝数、連敗数、ドローダウンなど、項目は多岐にわたりますので、リスクを抑えるか、リターンを優先させるかなど、ユーザーの状況に応じた戦略を組むことが可能です。
実際のパラメータ可変域の設定は開始値、終了値、ステップ値の3つの数値にて設定することになります。
移動平均線1本の描画を採ってみると、例えば5本から100本の移動平均線を5本刻みで検証する場合、パラメータの変化数は20回となります。
その設定は、開始値「5」、終了値「100」、ステップ値「5」の3つの数字を設定するだけです。
上の画像の様に、移動平均線の開始値、終了値、ステップ値を設定できる。
(次の項目)LMのテクニカル指標、パラメータの設定、損切・利確、売買判断
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