直近高値抜け2日目。サイコロジカル(15)は反落、ストキャスは高域で反発。
2022年8月15日<<日経平均株価日報>>
15日日経平均。まずは日足から。
15日の日経平均についてです。
日足では、3月からのボックス相場を抜けて2日目となります。
12日の相場でボックスの上限値である28300円付近を突破し、28500円を抜けて引けを迎えています。
本日は、寄り付きからさらに値を上げて、ボックスの上限からは上放れを見せました。
長目の陽線を作り、10日~12日の窓を一つの空とするなら三空の2個目の窓を開けています。
10日の下髭陰線が移動平均線(20本)に接近しており、12日と本日と、20本MAでの反発を確認した状態です。
相場の上昇の過熱感を見るサイコロジカルラインは、45本は60%前後の中域で推移してきました。
ここにきて15本のサイコロジカルラインが70%超から一気に60%まで値を下げており、値を下げたところでのボックス突破ですので、今後もさらなる上昇に期待感が持てます。
ストキャスティクス(5-12-5)は70%前後で%DとS%Dラインのゴールデンクロスが発生しました。
オシレータ系は遅れてサインが出るため、ボックスの突破時の上昇のクロスが本日出たものです。
直近では高域では80%を超えていますので、現在の70%前後はやや余力を残しています。
5分足データでは、反発直前か?
5分足を見ると、62本平均線が直下にあり、本日終値付近で接近しています。
62本線で反発というタイミングには丁度よい位置関係です。
グランビルの法則の第2法則の発生直前という場面です。
ただし、310本移動平均線と62本移動平均線の乖離が大きく広がっており、その解消も視野に入っています。
寄り付きが62本線を下回ると、一時的なもみ合いが想定されます。
サイコロジカルラインでは、24本線も62本線も中域で推移しています。
本日後場の横ばい推移で、サイコロジカルラインも下落しており、クールダウンを行った感があります。
ストキャスティクス(24-12-12)は、本日寄り付きから上昇し90%前後まで推移しましたが、後場の横ばい推移で下落しています。
値を%Dは50%割れ、S%Dは70%を割り込んでいます。
長期チャート
最後に、5分足の50日分チャートと、日足の400日分チャートです。
5分足のザラ場平均線の3+線は、5分足ザラ場中の現在値と、過去3日の終値の平均線で、3+300線は3+線の300本平均線です。
N225の5分足ヒストリカルデータのページに掲載されているチャートの赤・青のラインに近いラインとなります。
下は400日分日足です。