ギャップアップの大陽線形成。5日MAが50日MAで反発。
2022年09月08日<<日経平均株価日報>>
概要。前日比302円上昇して寄り付き、634.98円高で引ける。
寄り付きから300円を超えて寄り付きギャップを作っています。
310本線を越えて寄り付き、寄り付き後も値を上げ前場は上昇一辺倒で推移しました。
後場からは、後半さらに値を上げて前日比634.98円高の28065.28円で引けています。
5分足、62本-310本MAゴールデンクロス。
5分足は、寄り付きから310本移動平均線を突破して寄り付きました。
その後、200円ほど値を上げて一時横ばい推移に移行するも、12本線に下支えられもう一段高となっています。
前場後半には、62本-310本移動平均線のゴールデンクロスも発生しました。
後場からは、前半は横ばい推移を見せますが、引けに向かってさらに上昇しています。
寄り付き直後には、150本のMax線を押し上げ、これまでレジスタンスとしていた310本移動平均線や昨日割れた27500円を一気に突破する展開となりました。
5分足の指標。ストキャスは100%近くまで上昇
次に、その他の指標についてです。
サイコロジカルラインは、昨日後半は大きな上昇を見せましたが、本日は落ち着いた推移となりました。
大きく上げもせず、大きく下げもせず、やや下降傾向で、24本線も62本線も60%前後で推移しています。
ストキャスティクスは、昨日終値時点で90%を超える推移を見せていました。
本日のギャップアップでの寄り付きから上昇で、高域での上昇をさらに詰めています。
前場終了時には%Dが96%まで上昇し、後場開始後横ばい推移で80%程度まで戻っています。
最終的に80~90%で絡んだ推移となり、まだまだ高域に値を置いています。
ザラ場線は、3+線を突破しての寄り付きとなりました。
寄り付き着には3+300線を上抜け、しかも勢いのある抜けた方をしています。
3+線は線を切り上げ、3+300線に迫る上昇を見せました。
指標としては、3+300線がまだ下降を継続してますので、過去トレンドを継続中です。
日足はギャップアップの大陽線形成。5日線が50日線で反発。
日足は、前日の下髭を受けてのギャップアップからの大陽線を形成しています。
8月31日~9月1日に明けたギャップダウンを埋め、28000円を回復。
5日線は50日線で反発するように好転しています。
現状では、一つのシナリオとして、下記の動きが可能性の一つとして挙げられます。
丁度いいところに50日の移動平均線があり5日線が反発していますが、長期のトレンドラインを抜けた後に、調整が入り少し戻る動きの可能性です。
この場合、20日線を下抜けて、少し戻って、ロウソク足が反落してきた20日線に触れ、さらに下値というシナリオです。
7月21日以降の、踊り場の範囲である27300~28300のレンジ内での推移だとすると、上値はギリギリで、以降の上昇は小幅となります。
ただし、こちらは、足の勢いが大きいので、上値はそれほど重くないように思います。
20日線との交錯がどうなるか、というところでしょう。
日足、その他の指標。
サイコロジカルラインは、一昨日以降小幅に上下する横ばい推移を見せています。
大きな変動もありませんが、15日線自体が低域にあるため、反発にエネルギーを貯めている感はあります。
ストキャスティクスは、昨日下降の傾きをやや緩やかにしていた%Dが反発。
S%Dとのゴールデンクロスとなっています。
%Dは20%で折り返し上昇となりました。
ボリンジャーバンドは50日線から上放れし、反発しています。
まだ+σ1にも距離がある状況です。(チャートの表示はσ2とσ3)