ギャップダウン陰線形成。75日MA割り込む。2022年9月21日


2022年9月21日



ギャップダウン陰線形成。75日MA割り込む。

2022年09月21日<<日経平均株価日報>>

 

 

概要。前日比-247円で寄り付き、-375円で引け。

寄り付きよりギャップダウン、247円下げて開始しました。

その後、前場にはもう一段下まで下がります。

後場はやや持ち直しますが、前場の下降の半分も戻りませんでした。

終了間際に再度下落。前場終値直前まで下降して終了となりました。

 

5分足。ギャップダウンで150Min線を切り下げて開始。

5分足は、寄り付きから27500円を割り込んでの開始です。

150本Min線を切り下げて始まり、前場は27300円を割り込むまで下降します。

後場から少しだけ戻していますが、終了前に下降してきた62本移動平均線に抑えられる形で下落しました。

結局、前場の安値近くまで戻して引けを迎えています。

27300円は、何とか保っていますが、Min線もMax線も切り下げ、310本移動平均線も下降中です。

220921_5m(mmm)(5)

220921_5m(mmm)(5)

 

 

5分足の指標。

5分足の指標は以下の様に推移しました。

まず、サイコロジカルラインは前場の下降で24本線が30%程度まで下落しましたが、後場に戻しています。

62本線は下降気味での推移です。

220921_5m(PLg)(5)

220921_5m(PLg)(5)

 

ストキャスティクスは、前場に10%までラインを下降させてから、ゴールデンクロスを発生させています。

その後、後場には70%まで戻しましたが、終了間際の下落でデッドクロスを作って引けを迎えています。

220921_5m(sto)(5)

220921_5m(sto)(5)

 

ザラ場線は、3+線が切り下げ。

本格的に、3+300線から乖離を始めており、まだまだ下降への余力を残しているようです。

また、3+300線も下降トレンドに突入しています。

220921_5m(zbm)(20)

220921_5m(zbm)(20)

 

 

日足。下放れ。ギャップダウンで陰線形成。

 

日足は、昨日の上髭の長い陰線からギャップダウンしています。

一昨日の陰線よりも下げて、陰線を形成しました。

直近5日で4本の陰線、ウチ2本にギャップダウンがあり、下降の力が強めと考えられます。

220921_DAY(mmm)(15)

220921_DAY(mmm)(15)

5日移動平均線が50日移動平均線とデッドクロスを見せ、20日線と50日線のデッドクロスも目前という状況です。

さらに、昨日示した6月20日、7月1日、9月7日の下値を結んだトレンドライン、75日移動平均線もあっけなく割り込んでいます。

直近にサポートがあるとすれば、9月7日の下値、7月20日の下値ですが、このラインを抜けると、7月19日-20日のギャップ埋めとなります。

すると、少なくとも27000円までの下降は考慮する必要があるでしょう。

220921_DAY(mmm)(150)

220921_DAY(mmm)(150)

 

日足の指標。

次に、日足のその他指標です。

まず、サイコロジカルラインは、45本線が直近の下げ止まりを抜けて、下降しました。

まだ、50%より上の水準ですので、陰線を重ねる余地があることを示しています。

15本線は、9月7日以来の上昇を止めている状態です。

220921_DAY(PLg)(150)

220921_DAY(PLg)(150)

 

次に、ストキャスティクスは、昨日50%直前でのデッドクロスを発現し、持ち合いといったところです。

一応デッドクロスが発生していますので、下降を示しているとも言えますが、80%や90%でのクロスでもなく、50%付近でのクロスの為、判断に困るところです。

220921_DAY(sto)(150)

220921_DAY(sto)(150)

最後に、ボリンジャーバンドでは、-σ1にロウソク足が達しました。

σラインは反発のサインでもあります。

そのため、他の指標が上昇を示していないなか、ボリンジャーバンドが唯一反発を示しています。

ただ、σ1ラインですので、サインとしては弱いと言わざるを得ません。

220921_DAY(bba)(150)

220921_DAY(bba)(150)

 

 

 

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