日足十字線の陽線 。抵抗線は50日MA、支持線は20日MA。
2022年10月28日<<日経平均株価日報>>
概要。前日比247円下がって寄り付き、始値から7.82円上げて引け。
28日の日経平均株価は、前日比247円値下がりして寄り付きました。
寄り付き後、下降するも27000円の節目で下げ止まり反転しています。
上昇に転じてからは27200円を回復しています。
午後からは一転下降推移となり下落。
27100円まで下げて引けとなりました。
引けは前日比240円マイナス、始値より8円弱上昇の27105.2円です。
5分足。62本と310本MAのデッドクロス。
5分足は昨日終値よりギャップダウンで寄り付いています。
寄り付きで移動平均線310本線を割り、寄り付き後は一時27000円を割っています。
27000円を割ったのは、前場の早い時間帯で、その後は上昇に転じました。
前場終わりに向けて緩やかに上昇し310本移動平均線に達します。
310本に触れるも抜ける事は出来ませんでした。
後場からは、下降してきた62本移動平均線に抑えられる形で下降。
310本移動平均線と62本移動平均線とのデッドクロスも発生しています。
後場は62本線に抑えられて、一度も抜ける事はなく、引けを向かています。
5分足の指標。ザラ場3+線は切り上げもロウソク足下抜け。
5分足の指標です。
サイコロジカルラインは、24本線が行って来いの一日でした。
30%付近で始まり、一時70%を超えるも、40%まで下げて終了しています。
ストキャスティクスも同様に、10%付近から始まり、ゴールデンクロスが発生。
後場開始付近で80%を超えるも、デッドクロス後10%に戻っています。
ザラ場線は、3+線は切り上げです。
ただし、ロウソク足はギャップダウンで3+線も3+300線も割り込んでの寄り付きとなりました。
3+300線は上昇を継続しています。
ザラ場線としては、まだ上向きの相場と判断されます。
日足。陽線のほぼ十字線。上髭がやや長い。
日足は、本体の短いほぼ十字線の陽線を形成しています。
上下ヒゲはあるものの、やや上髭が長い足となりました。
昨日の陰線からギャップダウンしての形成で、5日移動平均線は下抜けしています。
下髭を伸ばして、下端は27000の節目に合わせていますので、多少のサポートは期待できます。
ただし、節目で反発しても上昇しきれていない状況ですので、上値は軽くはありません。
また、一昨日の上髭の鍋蓋が50日線で反落している事もあるため、50日線の抵抗線としての強さも気になります。
下には節目の27000と反転後の上昇中の20日線、抵抗線としては50日移動平均線、どちらに抜けるかというところでしょうか。
日足の指標。
まず、サイコロジカルラインは15本線がやや下降しています。
ストキャスティクスは50%~60%の中域でゴールデンクロスが発生していまs。
低域から上がってきたラインのゴールデンクロスですので、再上昇が期待できます。
ボリンジャーバンドは-σ1ラインと50日線との間で推移しています。
一目均衡表は、基準線が下降を継続。転換線は上昇しています。
遅行スパンがロウソク足を上抜けという場面でしたが、ロウソク足に沿って下降しており、明確な抜けとはなっていません。
目先で雲が下落していますので、その壁をすんなり抜けられるかといったところです。