50日移動平均線を跨いで陽線ほぼ丸坊主。
2022年10月31日<<日経平均株価日報>>
概要。先週比+299.1円で寄り付き、+482円で引け。
10月31日の日経平均株価は、先週終値より約300円上げて寄り付きました。
多少の前後はあるものの、昼に向けて上昇。
高値を付けて引け、先週金曜日比+482.26円の27587.46円で終了しています。
ザラ場では、始値から約200円の上昇を見せています。
5分足。62本MAと310MAのゴールデンクロス。
5分足は寄り付き直後は上昇し一気に100円の値上がりを見せました。
その後、前場は一度下落し始値付近まで値を戻します。
前場の終了に向けて再上昇。
始値より150円ほど値上がりして前場引けを迎えました。
後場は、中頃で一時下降するも、大引けに向けて上昇しています。
最終的に、本日高値を付けて引けています。
寄り付きから310本移動平均線を突破しており、前場後半で62本線も310本線を突破してゴールデンクロスとなりました。
5分足の指標。
5分足の指標は、以下の通り推移しました。
まずサイコロジカルラインは前場は山を作り、24本線も62本線も上昇しています。
後場に、一時的に陰線の連続した区間があり、24本線が20%近くまで下降しました。
大引けに向けての上昇でレートを回復し、引けではいずれも50%前後で推移しています。
ストキャスティクスは、寄り付きから上昇。前場に高域で何度かクロスをみせました。
後場の下降でストキャスも下降し、引けでは50%を挟んでゴールデンクロスをしたところで終了しています。
ザラ場線は、5日連続で3+線を切り上げています。
ロウソク足も3+線の上を推移。3+300線も上昇を継続しています。
先週金曜日に3+線を潜ってしまったものの、10日前後のスパンでは、ザラ場線では安定して上昇している印象を受けます。
日足。50日MAを跨いで陽線ほぼ丸坊主。
日足は、先週金曜日の十字線から上昇して上下ヒゲのほとんどない陽線を形成しています。
50日移動平均線を跨いで足を形成しており、このまま50日線突破としたいところです。
上値は先週水曜日の鍋蓋陽線の上値をやや抜けてはいるものの、このラインでの反落も抵抗線が機能したと判断できるレベルですので、気が抜けません。
ただ、一つの目先であった50日線を跨いだ陽線で、上髭がないのは上昇に向けた勢いを感じられます。
50日移動平均線は下降中ですが、5日線、20日線ともに上昇しています。
日足の指標。
日足の指標は以下の通りです。
まず、サイコロジカルライン。
ストキャスティクスは先週のゴールデンクロスから、%Dが直近の山だった10/19の値を超えてきています。
ボリンジャーバンドは中央線である50日線を跨いでの推移となりました。
一目均衡表は雲の捻じれ部分に接近。
雲の下端にも近づいていますので、先行スパンが抵抗線として機能するかどうかに注視です。
遅行スパンは急落中のロウソク足の壁を横抜けしています。