前場上昇、後場横ばいの一日。28000円を回復。
2022年12月14日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。前場上昇、後場横ばいの一日。
14日の日経平均株価は、前日比50円プラスの28005.03円で寄り付きました。
寄り付きから28000円を回復しての開始でしたが、少し上昇した後反落します。
反落し、28000を一時割り込むも、再度反転。
寄り付き直後の高値を抜けて28100円を回復します。
前場はさらに上昇、28100円台中頃まで値を上げて引けています。
後場からは、前場を超えて上昇を見せ28200円に迫るも、突破できません。
しかし、大きく下げる事もなく28100円台後半を横ばい推移で帯家となりました。
引けは前日比201円高い28156.21円です。
5分足の移動平均線は、月曜日の後場に62本MAを突破した後、62本線をサポートラインとしての推移が続いています。
本日は62本線との交錯はありませんでしたが、引けではその乖離を縮めており、反発が期待できそうです。
3日連続での上昇で310本線も傾きを大きくし上昇しています。
5分足の指標。ザラ場線は好転か。
5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは昨日の引けで上昇していた24本線が、寄り付きから下降。
62本線は前場は上昇を続けるも、後場は下降に転じています。
引けでは24本線が50%付近、62本線は40%まで下落しています。
ストキャスティクスは前場の上昇で90%超まで上昇しています。
後場は下降しており、50%前後での推移です。
ザラ場線は3+線は切上げ。3+300線から上放れしています。
3+300線も好転を見せており、トレンドの転換と考えられます。
ザラ場線は指標の性格上遅延が発生しますが、概ね7営業日でのトレンド転換となりました。
日足。陽線形成。20日線突破も上離れ出来ず。
日足は昨日の陰線よりやや上げて陽線を形成しています。
下髭も上髭も短く、下髭に関してはほぼないような長さです。
20日線を上抜けする足となり、5日線は上向きで明日明後日には20日線を下から差す距離感です。
50日線も上昇していますが、本日の足が12/1~12/2のギャップを埋める足となっていますので、ギャップ埋めからの下落が少し心配されます。
9/7、9/30、12/8を底とする逆三尊の形になっていますので、このまま直近高値である28500円を抜けるシナリオもあります。
本日20日線を突破していますので、このままの勢いで上昇に向かってくれるといいのですが、5日線が素直に20日線を突破できるかどうかが直近のネックでしょうか。
ギャップ埋めでの反落がなく、5日線が素直を20日線を突破するならば、そのまま28500円突破が期待できそうです。
日足の指標。一目基準-転換デッドクロス。
日足の指標です。
サイコロジカルラインは緩やかに下降中。
ここ数日下値を40%付近、上値を50%付近と帯域を下げてきています。
ストキャスティクスは40%付近で下げ止まり反転、ゴールデンクロス直後の上昇中場面です。
ボリンジャーバンドは50日線で反発し再度+σ1ラインに戻してきました。
一目均衡表は、遅行スパンがロウソク足で反発し上昇、雲からも抜けています。
ただ、ここにきて基準線と転換線がデッドクロスを見せています。
雲の捻じれ部分に差し掛かっていますので、値動きに注意が必要な場面です。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」