寄り付き後高値を付けて26600円から下落。陰線を形成。
2022年12月27日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。5分足310本移動平均線を回復も下降基調。
12月27日の日経平均株価は、寄り付きで5分足310本線を回復しています。
回復するも、すぐに高値を付けて26600円から下落。
26500円で一度底を打って持ち直すも、後場からは26500円を割れて推移しています。
終日、寄り付きで回復した310本線より上は維持しました。
しかし、310本線自体が下降してきての突破です。
また、後場では上昇してきた62本線とロウソク足のデッドクロスもあり、勢いはありません。
さらに、レート自体も下降気味に推移しており、明日以降下向きの先行きが予想されます。
移動平均線310本の回復は12月15日以来で、150本Min線の上昇も15日以来です。
ただ、レートの推移には勢いがなく、本日の推移が310本で頭打ちし、さらに下降の戻り場所だった気配が漂っています。
5分足の指標。ザラ場線3+線突破も3+300線に届かず。
5分足の指標です。
サイコロジカルラインは昨日まで62本線も60%付近まで上昇していました。
本日は寄りから反落し、62本線も24本線も50%付近まで値を戻しています。
ストキャスティクスは昨日の90%付近での引けから一転、前場終わりで上下があったものの、最終的に15%付近まで下げてきています。
ザラ場線は、12月15日以来に3+線を突破しました。
突破はしたものの、3+300線は下降を継続し、ロウソク足自体は3+300線を突破できていません。
指標としては、下降トレンドを継続です。
日足。5日線を超えて陰線を形成。20-50日MAデッドクロス。
日足は昨日陽線から上げて、陰線を形成しました。
昨日まで押さえられていた5日線を突破していますが、短くも上髭のある陰線の形成で、勢いはありません。
明日以降、5日線より上を維持できるか、というところですが、12月22日~23日のギャップ埋め完了での下降の匂いがあります。
移動平均線は、はるか上方で20日線と50日線のデッドクロスが発生しています。
また、50日線の先端も下向きに変わってきたようです。
目先の下値は先週金曜日の安値26100円付近、上値は26500円を突破できるかというところでしょうか。
日足の指標。
日足の指標です。
サイコロジカルラインは、15日線は横ばい推移です。
40%付近を指しており、値としては直近3ヵ月で低域の数値です。
サイコロジカルラインは続落。
%DとS%Dの乖離は小さくなっていますが、まだ%Dが下向きで推移しています。
ボリンジャーバンドは、-σ2を割ったところで下げ止まり、-σ2まで値を戻してきました。
一目均衡表は転換線が雲を下抜け直前の場面です。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」