本体の短い上下髭陽線を並べる。下値は5日線に接触。2023年1月30日


2023年1月30日



本体の短い上下髭陽線を並べる。下値は5日線に接触。

2023年1月30日<<日経平均株価日報>>

 

概要~5分足。前場はN字、後場はV字推移。

2023年1月30日の日経平均株価です。

まず、寄り付きは前日比2.21円の微増で寄り付きました。

寄り付き後は上昇して27450円を一時突破するも、27350円まで戻します。

さらに、再上昇して27450円と、上下の忙しい前場となりました。

後場は、27350円まで再下降、そこから戻して、前日比50.84プラスの27433.4円で引けています。

後場の下降時には、5分足の310本移動平均線で反発しています。

引けでは同62本線を突破したところで引けており、このまま上放れとなるか反落となるか悩ましいところです。

ここ数日は短いスパンでの推移が続いています。

大きく乖離のあった5分足310本移動平均線と絡む段階に来ており、明日以降は少し値動きが出てくるものと思われます。

230130_5m(mmm)(2)

230130_5m(mmm)(2)

 

5分足の指標。ザラ場線はトレンド継続。

次に、5分足の指標についてです。

まず、サイコロジカルラインはロウソク足に合わせて上下がありました。

ただし、引けでの数値上は60%付近と、前日比は小さい推移です。

230130_5m(PLg)(5)

230130_5m(PLg)(5)

 

続いて、ストキャスティクスについて。

こちらは、前場は50~80%前後を上下しています。

その後、後場には20%まで下げていますが、ゴールデンクロスの後、上げています。

引けでは50%弱といったところです。

230130_5m(sto)(5)

230130_5m(sto)(5)

 

最後に、ザラ場線についてです。

3+線は切上げ、3+300線は上昇を継続しています。

3+300線との乖離もある程度値幅があり、トレンドは継続中です。

230130_5m(zbm)(20)

230130_5m(zbm)(20)

 

日足。上下髭の短い陽線形成。5日線に触れる。

次に、日足についてです。

日足は、上下ヒゲのある短い陽線を形成しました。

本体は昨日の陰線に並べる形で、長さもおなじ程度のものとなりました。

下値では、上昇してきた5日線に触れています。

このまま5日線の支持を受け上値抜けとなるか5日線割れとなるか注視が必要です。

先週木曜日から、本体の小さな足が続いていますが、5日線に接触したことから多少動きの出やすい状況に移行したと思います。

230130_DAY(mmm)(15)

230130_DAY(mmm)(15)

 

目先の上値は27500円、下値は5日線で、仮に5日線を抜けたとしても50日線の下支えも期待できます。

ただ、昨年の11/24、12/01、12/14の高値を結んだレジスタンスラインがすぐ上にあるのが気になります。

230130_DAY(mmm)(150)

230130_DAY(mmm)(150)

 

日足の指標。ストキャスデッドクロスか。

次に、日足の指標についてです。

まず、サイコロジカルラインは高域圏で横ばい推移です。

230130_DAY(PLg)(150)

230130_DAY(PLg)(150)

続いて、ストキャスティクスは70%を超えたところで、%DとS%Dが接近しています。

数値上は0.002%ほど%Dが低く、クロスそのものは発生しています。

単純にデッドクロスですので、指標としては下向きのサインの発生です。

230130_DAY(sto)(150)

230130_DAY(sto)(150)

 

次に、ボリンジャーバンドについてです。

こちらは、50日線の上で横ばい推移です。

230130_DAY(bba)(150)

230130_DAY(bba)(150)

 

最後に、一目均衡表について。

こちらは、雲の捻じれに掛かってきました。

大きな動きに注意を要します。

230130_DAY(1mo)(150)

230130_DAY(1mo)(150)

 

 

尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。

ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。

 

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