ザラ場はギャップアップ。一時27800円突破も、引けは27700円割れ。2023年2月6日


2023年2月6日



ザラ場はギャップアップ。一時27800円突破も、引けは27700円割れ。

2023年02月06日<<日経平均株価日報>>

 

 

概要~5分足。ギャップアップも下降傾向。

2023年2月6日の日経平均株価です。

寄り付きは、先週比255.2円プラスのギャップアップとなりました。

27764.66円で寄り付き後、27800円を突破するもそこで反落。

下降して、27700円まで下げます。

前場はそこから反発して再度27800円に至っています。

後場からは、上昇してきた5分足12本移動平均線を割り込み下降。

27700円も割り込んで、同62本線も割り込んでいます。

後場後半に安値の27656.47円を付け、少し戻して引けています。

前日比184.19円プラスの27693.65円が終値でした。

27500円を上限とした価格帯での停滞から、先週金曜日は上抜けし、本日さらに上抜けしています。

先週末よりギャップを空けて上げており、そのギャップはまだ埋めていない状態で、その引力を振り切れていません。

230206_5m(mmm)(2)

230206_5m(mmm)(2)

 

5分足の指標。ザラ場線3+線反発切上げも、3+300線は緩やかに。

次に、5分足の指標についてです。

まず、サイコロジカルラインは、後場にかけて40%近くまで下げています。

230206_5m(PLg)(5)

230206_5m(PLg)(5)

 

続いて、ストキャスティクスは寄り付きから上げて前場には90%に迫る上昇を見せました。

その後、後場では一気にラインを下げて10%まで下降して引けています。

230206_5m(sto)(5)

230206_5m(sto)(5)

最後に、ザラ場線についてです。

ザラ場線は3+線が切上げ上昇です。

3+300線も上昇を継続していますが、その傾きは緩やかになっています。

230206_5m(zbm)(20)

230206_5m(zbm)(20)

 

日足。上放れして陰線を形成。

日足は先週末の上髭の陽線から上放れして、陰線を形成しました。

停滞していた27500円を上限とした帯域からは完全に抜けています。

ただ、陰線の形成で、大して大きくもない足のため、この足を星としての反落を否定できません。

ギャップも空けていますので、直近での窓埋め下降の可能性を秘めています。

230206_DAY(mmm)(15)

230206_DAY(mmm)(15)

 

上向きの材料としては、上述の通り停滞していた帯域からの上抜けであることが一つ挙げられます。

また、11/24、12/01、12/14の高値を結んだレジスタンスラインの突破でもあるので、そちらも上向きの材料です。

移動平均線は5日線からも乖離を作っています。

20日線は上昇中で、下降中の50日線を下から差そうというところです。

230206_DAY(mmm)(150)

230206_DAY(mmm)(150)

 

日足の指標。遅行線雲抜け直前。ボリンジャーは+σ1直下。

続いて、日足の指標です。

まず、サイコロジカルラインは上昇しています。

昨年の7/28以来の水準まで上昇しており、高騰感が出ています。

230206_DAY(PLg)(150)

230206_DAY(PLg)(150)

 

次に、ストキャスティクスについてです。

こちらは、続伸して80%まで上昇しています。

230206_5m(sto)(5)

230206_5m(sto)(5)

 

続いて、ボリンジャーバンドは、ロウソク足が+σ1に接近しており、反落に警戒が必要です。

230206_DAY(bba)(150)

230206_DAY(bba)(150)

最後に、一目均衡表です。

転換線が雲を抜け、遅行線も雲を抜けるかどうかというところです。

230206_DAY(1mo)(150)

230206_DAY(1mo)(150)

 

日経平均株価日足指標のまとめ

日足の指標では、サイコロジカルラインは高騰感、ストキャスティクスは80%超えで反転注意です。

ボリンジャーバンドも+σ1ラインでの反落注意となりました。

一目均衡表だけが、さらなる上昇を示唆する並びとなっています。

 

 

 

 

尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。

ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。

 

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