日足は陽線形成。5日移動平均線割る。ザラ場線3+300線と交錯。
2023年02月09日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。前場は上下も後場は上昇。
2023年2月9日の日経平均株価です。
寄り付きは前日比153.06円マイナスの27453.4円で始まります。
昨日終値で27600円を維持していましたが、ギャップダウンです。
チャートとしては5分足310本移動平均線に抑えられて、下落寄り付きの形となっています。
寄り付き後、前場は27500円を挟んで上下しています。
後場からは、スムーズな上昇を見せ、5分足62本移動平均線を突破。
レートでは27600円を超えたあたりで、5分足の310本線と交錯し、突破できずに引けています。
昨日の引け付近と同じく310本MAに抑えられて引けており、明日の寄り付きも心配されます。
下方では、後場に突破した62本線が傾きを横ばいに変えています。
好転し下支えが得られると上向きの推移が期待できそうです。
ただし、その下支えも明日の寄り付き次第です。
本日と同じく310本MAに抑えられて、ギャップダウンで62本線も下回っての寄りとなると効いてくれません。
5分足の指標。ザラ場線は3+300線とロウソク足が交錯。
次に、5分足の指標についてです。
まず、サイコロジカルラインは上値を70%付近、後場の中ごとまで下げて45%程度。
引けでは60%付近で推移しています。
次に、ストキャスティクスです。
ギャップダウンでラインを下げる前場でした。
しかし、前場中ごろから上昇に転じ、引け前には100%に迫る推移を見せました。
ただ、その後の引けでは高域でのデッドクロスが発生しており、ここから下降か?という具合です。
最後に、ザラ場線についてです。
ザラ場線は、上昇中の3+300線とロウソク足が交錯する展開です。
引けでは3+300線から上放れしていますが、3+線は突破せずです。
指標としては、3+線切上げ、3+300線上昇中で上向きトレンドです。
日足。陽線形成。5日線割れ。20日線-50日線がGクロス。
続いては、日足についてです。
日足は、昨日の下髭部分に陽線を形成しています。
上下髭がありますが、やや上髭が長いようです。
その上髭部分は5日移動平均線を跨いでおり、昨日までの3連陰線では維持していた5日線を下回っています。
ギャップを本体間と考えると、2/3~2/6の窓は埋めており、窓埋め終了からの反発に期待できます。
事実、本日の足は陽線で、下からの反発が見られています。
ただ、上述の通り直ぐ上に5日線を置いている状況ですので、そこをスムーズに突破して欲しいところです。
下方では、20日平均線と50日平均線がゴールデンクロスとなっています。
目先の上値は5日線と、2/6高値ライン。目先の下値は27400円ラインでしょうか。
日足の指標。サイコロジカルライン落ち着く。
次に、日足の指標です。
まず、サイコロジカルラインです、
月曜日に80%に達していたサイコロジカルラインは、そこから下降に転じ70%を下回ったところで落ち着いています。
80%に達した日も含めると、そこから3連続の陰線となりました。
次に、ストキャスティクスは80%付近でのデッドクロスから下降中の場面です。
%Dが70%付近まで下降しています。
続いてボリンジャーバンドです。
こちらは、+σ1ラインに接近したところから下降中です。
最後に、一目均衡表についてです。
転換・基準線は横ばい推移、遅行線は雲の中です。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」