FX自動売買システムから取引システムへの注文構築の準備

投稿者: | 2016年6月7日

5.自作した自動売買ファイルから取引システムへ注文する

 

FX自動売買システムから取引システムへの注文構築の準備

 

今回は、移動平均線のゴールデンクロス、デッドクロスで発生させた売買サインを元に実際に注文を行うファイルを作成します。この作業、エクセルだけでは無理ですので、キーボードマクロを使用するのですが、そのキーボードマクロのファイルとなります。




 

前回は下の画像のようなファイルを作成し、売買サインと保有状態を表示するところまでを作成していますが、今回は売買サインが発生したら、FX取引会社の取引システムに注文を行う必要がありますが、そのために使用するキーボードマクロのプログラムを作成しますので、特に下記ファイルを変更したりということはございません。

キーボードマクロのプログラムは下記「UWSC」を使用しますので、そちらをダウンロードされ、解凍してください。

UWSC→  http://www.uwsc.info/download.html

(上記リンク中ほどの「UWSC Free版」です。

 

 

 

注文用キーボードマクロの作成

 

ダウンロードされたら、解凍し、デスクトップなど任意の場所に保存されてください。これから、まずは注文用のキーボードマクロを作成します。

その後、エクセルファイルとの接続を行います。

では、準備が整ったところで早速作成に入っていきましょう。

まずは、キーボードマクロの作成ですが、取引会社提供のシステムのデモ口座を用意し、UWSCを起動して注文処理の記録を行なえば注文用キーボードマクロを作成することが出来ます。

ここではその方法を、「FXCM」という取引会社の取引システム「FX Trading Station 2.0」で解説します。

まず、FXCMの「FX Trading Station 2.0」を立ち上げ、ログイン状態とし、UWSCも立ち上げておきます。(「FX Trading Station 2.0」は最大化状態)

※取引システムに指定はありませんので、データ取り込み用に使用しているMT4などでも全く問題はありません。その場合、適宜内容を置き換えて作成されてください。

 

UWSCを立ち上げたら、UWSCの設定より、「余分な時間、マウス移動は記録しない」にチェックが入っているかどうかをご確認ください。

この状態で、注文したい通貨ペアを、通貨ペアのレートが表示されている部分の一番左上に持ってきます。

上記画像では、EUR/USDが左上に表示されていますが、これをUSD/JPYに変更します。

USD/JPYをEUR/USDの上にドラッグすると、表示順が入れ替わります。

初めに買のキーボードマクロを作成しますので、この状態で、UWSCの記録ボタンをクリックし、通常通り、買い注文を行います。

UWSCの記録ボタンをクリックすると、UWSCの状態が下記の様に変わります。

この状態で買注文を行い、最後に上記STOPボタンをクリックします。

場合によっては、上記画像の様にSTOPボタンが表示されていない場合がありますが、そのときはタスクバーに格納されているUWSCをクリックし、STOPボタンを表示させてからSTOPしてください。

UWSCに記録した内容を任意の名前をつけて(買い注文なのでBuyなど)保存します。

 

 

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