短い上下ヒゲの陽線形成も高値突破ならず。
2022年11月02日<<日経平均株価日報>>
概要。前日比-116円で寄り、始値から100円上昇して引け。
11月02日の日経平均株価についてです。
寄り付きは前日比-116円での寄り付きです。
昨日超えていた27600円を割り込んでの開始となりました。
寄り付き後に大きく上昇した後は、小幅に上下しながらの推移です。
前場の引けと後場の引けに高値を作っています。
大引けは前日比-15円、始値から100ほど上昇した27663.39円で推移。
終値では27600円を回復しての終了です。
5分足。62本MA割れで始まるも、突破して終了。
5分足は、62本移動平均線を割り込んでの開始となっています。
上述の通り、開始直後の30分程度で100円近い上昇を見せました。
62本線も突破しての上昇で、その後は、一応は62本線が支持線として機能したようです。
前場の引けに向かって上昇し高値を付け、午前が終わっています。
後場は寄り直後から下落。62本線を再度割り込むも、大引けに向かって上昇。
引けではぐっと値を伸ばして前場高値に迫るも、やや下げて引けています。
62本移動平均線は突破していますが、その傾きはほぼ横ばいとなっています。
5分足の指標。
5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは、前場は24本線が80%に迫る上昇を見せます。
ただし、後場では40%付近まで下落する場面もあり、現在は50%程度での推移です。
ストキャスティクスは、前場の引けに向かって上昇。
%Dは一時90%を超えるも、後場の下落で30%までダウンしています。
その後、大引けに向かってゴールデンクロスを発生させ、引けでは60%程度で推移しています。
ザラ場線は3+線を切り上げ、3+300線も上昇を継続しています。
3+線と3+300線の乖離もある程度あり、ザラ場線からは順調な上昇トレンドが見られます。
日足。短い上下ヒゲの陽線形成。
日足は、昨日の足に並べるように、短い上下ヒゲのある陽線を形成しています。
直近で見れば陽線3連続ですが、本日が高値を切り上げとはならなかったため、勢いはやや減退と言ったところです。
移動平均線は、50日線が下降中。
下降中の50日線と5日線のデッドクロスが発生しており、20日線も上昇中です。
ロウソク足も、5日線より上の水準をキープしています。
日足の指標。
サイコロジカルラインは15本線は横ばい推移、45本線は少し値を下げています。
いずれも50%付近での推移です。
ストキャスティクスは、昨日は横ばいだった%Dが再上昇しています。
一目均衡表は、昨日に続き先行スパンの捻じれ部分にロウソク足を刺している状態です。
遅行スパンはロウソク足の壁を抜けています。