【2022年版】 過去10年、2月に上昇した銘柄、下降した銘柄。


2022年2月7日



 

過去10年間の株価の推移から、2月に上昇した銘柄、下降した銘柄を掲載しています。

10回中(10年のうち)90%の確率で上昇した銘柄、下降した銘柄のみを抽出しての掲載です。

2022年分の2月は既に7日を経過していますが、1日の始値から下降している銘柄もあり、今後始値を超えての上昇も見込まれる状況です。

 

 

【2022年版】 過去10年、2月に上昇した銘柄、下降した銘柄。

 

2月に上昇・下降したかどうかの判断と抽出の方法

 

まず、上昇・下降の判断についてです。

手元にある全株価のデータのうち、東証1部、東証2部の、有効と思われる過去10年(2012年~2021年)の2月の株価の、始値から終値の差で上昇・下降を判断しています。

その間、高値や安値がどのように動いても、始値より終値が高ければ上昇、低ければ下降と判断しています。

 

銘柄の抽出方法は、過去10年の有効なデータのうち、2月のデータが9割を超える割合で上昇していた場合に上昇銘柄、9割を超える割合で下降していた場合に下降銘柄としています。

 

過去10年のデータですので、10年のうち9年分は2月に上昇していた銘柄と、下降していた銘柄です。

 

ちなみに、日経平均株価は、過去10年のうち、上昇した2月が3回、下降した2月が7回ありました。

 

<日経225平均株価>

2012年 上昇  +934円
2013年 上昇  +366円
2014年 上昇  +53円
2015年 上昇 +1261円
2016年 下降 -1673円
2017年 上昇  +192円
2018年 下降 -1208円
2019年 上昇  +588円
2020年 下降 -1732円
2021年 上昇 +1317円

過去10年、上昇7回、下降3回。

 

 

2月に上昇してきた銘柄、下降してきた銘柄。

 

まず、2月に上昇してきた銘柄は、下記の4銘柄です。

(3月3日追記:2月結果→ https://atmtech.net/main/?p=4306

 

 

3232 三重交通グループHD

3947 ダイナパック 

8011 三陽商会 

9873 日本KFCホールディング

 

三重交通グループHD(3232)は、2022年2月に入ってからは下降しています。

1日の始値463円から、この記事を書いている7日の始値で452円と下降中です。

 

ダイナパック(3947)は、1日の始値が1303円、7日始値が1280円と、こちらも下降中です。

 

三陽商会(8011)は、1日始値が835円、7日の始値が877円と上昇しており、この間に896円(4日高値)まで一時上昇していました。

 

日本KFCホールディング(9873)は、1日始値が2875円、7日始値が2901円と上昇しています。

 

2月の終値まで(その間の高値や安値は関係なく)の上昇が、過去10年のうち9割以上だった4銘柄です。

それぞれの各年の上昇の値幅などは以下の通りです。

 

三重交通グループHD(3232)

2012年 上昇 +15円
2013年 上昇  +6円
2014年 上昇  +2円
2015年 上昇  +3円
2016年 上昇 +11円
2017年 上昇  +1円
2018年 上昇 +67円
2019年 上昇  +1円
2020年 下降 -103円
2021年 上昇 +13円

 

ダイナパック(3947)

2012年 上昇 +25円
2013年 上昇  +4円
2014年 上昇  +3円
2015年 上昇  +9円
2016年 上昇  +6円
2017年 上昇  +8円
2018年 下降 -19円
2019年 上昇 +98円
2020年 上昇 +77円
2021年 上昇 +58円

 

三陽商会(8011)

2012年 上昇 +29円
2013年 上昇 +18円
2014年 上昇 +11円
2015年 上昇 +22円
2016年 下降 -67円
2017年 上昇  +9円
2018年 上昇 +364円
2019年 上昇 +36円
2020年 上昇 +103円
2021年 上昇 +127円

 

日本KFCホールディング(9873)

2012年 上昇  +78円
2013年 上昇  +33円
2014年 上昇  +16円
2015年 上昇  +14円
2016年 上昇  +15円
2017年 上昇  +47円
2018年 上昇  +16円
2019年 上昇  +11円
2020年 下降 -492円
2021年 上昇  +43円

 

 

 

次に、過去10年、2月には9割以上の確率で下降してきた銘柄は、下記の通り多数となっています。(全24名柄)

日経平均そのものが7回/10年で下降しているため、2月はそもそも下降しやすい土壌があったとも言えます。

 

 

柿安本店(2294)

タビオ(2668)

ジーフット(2686)

ハローズ(2742)

ワイズテーブルコーポ(2798)

トレジャー・ファクトリー(3093)

ケー・エフ・シー(3420)

パス(3840)

CLホールディングス(4286)

オリジナル設計(4642)

図研エルミック(4770)

マルマエ(6264)

大黒屋ホールディングス(6993)

エコートレーディング(7427)

イオン北海道(7512)

エコス(7520)

橋本総業HLDGS(7570)

ハイデイ日高(7611)

マックスバリュ東海(8198)

リンガーハツト(8200)

マックスバリュ西日本(8287)

AVANTIA(8904)

天満屋ストア(9846)

プレナス(9945)

 

 


 

以上、2022年版の2月に上昇しやすい銘柄を掲載してきました。

三重交通グループHD(3232)、ダイナパック(3947)、三陽商会(8011)、日本KFCホールディング(9873)の4銘柄は過去10年のうちの2月には、9割の確率で上昇してきた銘柄です。

もちろん、これは過去であり、今年の2月もそうなるかどうかはわかりません。

また、既にこの記事を執筆している時点で7日の前場が終わろうとしていますので、上昇したとしてもその上昇を丸々獲れるというものではないかもしれませんが、何かの拍子に上記4銘柄がふと目に留まり、そういえば2月は上昇してきたデータがあったな、と思い出していただければ幸いです。

 

(3月3日追記:2月結果掲載しました→ https://atmtech.net/main/?p=4306

 

 

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