検証開始(ロジックメーカーLM Webマニュアル)


2021年4月28日



検証開始(ロジックメーカーLM Webマニュアル)

 

「ロジックメーカーLM」とは、ロジック、ストラテジーに使用する各種指標のパラメータ、利確・損切の値幅を、総当たり方式にて最適化し、より効率的なトレードの設定を見つける為のファイルです。

前項で検証設定と計算式の挿入が完了し、検証の準備が整いましたので、検証を開始する段となりました。

 

 

計算式の挿入→検証開始

 

計算式の挿入が終了したら、検証開始となります。

「検証開始」ボタンをクリックすると、設定された売買条件、指標、指標のパラメータ可変域、利確・損切の設定に沿って、組合せ一つずつについて計算し、指定の成績以上のものを「集計シート」にリスト化します。

検証開始ボタン

検証開始ボタン

 

「検証開始」ボタンをクリックすると、その上の「検証進捗」のパーセンテージが変化していきます。

検証進捗

検証進捗

 

 

全体の計算回数によって、全ての組み合わせの検証が終了するまでに時間を要する場合がございます。

どのくらい終了したかを示すのが「検証進捗」です。

 

上図では、「概算計算回数」が3249回となっていますが、これは移動平均線(短期)と移動平均線(中期)の2本の移動平均線のゴールデンクロス、デッドクロスでの売買で、可変域はそれぞれ5~100、変化幅が5です。それに、追尾型の損切(トレーリングストップ)を0.3~3変化幅0.3で設定し、全ての組み合わせが概ね3249個あるという事になります。

 

本来、4000回の計算回数(20パターン×20パターン×10パターン)ですが、移動平均線の短期と中期にて、短期のパラメータの方が小さい場合のみ計算を実行しているため、4000よりも少ない計算回数となっています。

 

 

検証中の成績項目の値

検証中は、「検証シート」の上部に現在計算中の内容(パラメータの組み合わせ)と、設定された成績以上で「集計シート」にリスト化された組合せ一覧の中から、各項目最良の値が表示されます。

最良値の表示

最良値の表示

 

上図、買の内容は、現在計算されている組合せでの売買のうち、買のみの内容です。売の行も同様です。

計の行は売買の別なく、全ての売買での成績となります。

この3行は、一つの組み合わせの計算は一瞬で終了します(計算内容、設定内容によります)ので、逐一変化していきます。

 

一番下の、「検証中最良」の行は、リスト化された組合せの中から、各項目の最良値が表示されます。

各項目の最良値の為、一番良い総損益のもの(上図では18.55)と、一番良い勝率のもの(上図では60%)が同じ組み合わせのものというワケではありません

別の組み合わせで、それぞれその組み合わせであればリスト化された一覧の中で一番良い総損益、こっちの組み合わせであれば、一番良い勝率となります。

つまり、上図ではリスト化された一覧の中で最良の総損益は18.55、最良の勝率は60%、最良のDD(ドローダウン)は1.58という意味で、それぞれ別の組み合わせである可能性を含みます。

 

検証が終了したら、下記の様に既計算回数に「END」と表示されます。

ENDの表示

ENDの表示

 

 


(次の項目)Webマニュアル <ロジックメーカーLM各種設定>基本設定、テクニカル指標の設定

(目次のページ)ロジックの指標パラメータ最適化 ロジックメーカーLM


 

 

 

検証開始(ロジックメーカーLM Webマニュアル)」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 検証設定と計算式の挿入 | IBI-Square

コメントは停止中です。