<ロジックメーカーLM各種設定>基本設定、テクニカル指標の設定
「ロジックメーカーLM」とは、ロジック、ストラテジーに使用する各種指標のパラメータ、利確・損切の値幅を、総当たり方式にて最適化し、より効率的なトレードの設定を見つける為のファイルです。
この項より、各種設定画面の詳細について掲載しています。最初は基本設定とテクニカル指標の設定についてです。
「ロジックメーカーLM」基本設定
基本設定画面です。
「検証シート」左上の「検証設定」より「基本設定」をクリックします。
ここでは、検証の基本的な設定を行います。
1)通貨ペアの設定
通貨ペアの設定です。ボックスに直接手打ちで入力してください。特に制限はございませんので、ロジックの名前などでも可能です。
2)時間足の設定
時間足の設定です。平均保有期間などの計算に用います。コンボボックスで設定します。
3)リスト化する組合せの基準値
ロジックメーカーでは、組合せによっては1万や2万という組み合わせを検証します。その全てをリスト化するのではなく、ここで設定された総損益の基準値以上のものをリスト化し、「集計シート」に書き込みます。
上図では、その組み合わせの検証結果が10通貨単位(1000pips)以上でないとリスト化されません。
4)スプレッドの設定
スプレッドの設定です。ロジックメーカーでは、挿入されているデータが為替の場合、BIDレートと判断しています。そのため、買いの仕掛けや売りの手仕舞いの場合はスプレッド分の上下が必要となり、その値幅をここで設定します。
株式の場合や、スプレッドの無い相場データの場合は0に設定されてください。
また、この値幅を大きくすることで、マイナス方向への修正となり、より厳しい検証が可能です。
単位は通貨単位です。
「ロジックメーカーLM」テクニカル指標の設定
テクニカル指標の設定です。
「検証シート」、「検証設定」、「テクニカル指標の設定」より上記画面を表示できます。
(1) page1~各ページにいくつかの指標の設定画面がございます。
page1には、上図の通り移動平均線(短期)~(長期)、コマ足、乖離率がございます。
各指標によってパラメータの可変域の設定であったり、上記乖離率の様に乖離率を算出する指標を設定できます。
page1
- 移動平均線(短期)~(長期)—–移動平均線を3本、可変域を設定できます。
- コマ足—–コマ足は可変域の設定はありません。ON/OFFのみです。
- 乖離率—–乖離率を計算する相手方の指標を設定できます。
page2
- ストキャスティクス—–ストキャスティクスの設定に必要な3つのパラメータの可変域を設定できます。
- MACD—–EMA1、EMA2、Signalの3つのパラメータの可変域を設定できます。
page3
- ボリンジャーバンド—–ボリンジャーバンド採用本数と偏差(σ)の可変域を設定できます。
- RSI1~3—–RSIのパラメータの可変域を設定できます、RSIは最大3本設定可能です。
page4
- TRIX1~2—–TRIXのパラメータの可変域を設定できます、TRIXは最大2本設定可能です。
- MinMax—–過去X本の最大、最小を計算します。
page5
- TIME1~4—–一定時刻の中でのみ売買を行う、または行わないという検証を行う際に使用します。
page6
- 一目均衡表—–一目均衡表の基準線、転換線の可変域を設定できます。遅行・先行スパンは基準線パラメータに準じます。
(2) 各指標の設定画面です。ここで指標のパラメータの可変域を設定します。
各指標の可変域の設定部分です。
「 」~「 」 STEP 「 」
上記の様に3つの値を設定します。
順に開始値、終了値、ステップ値となります。
例えば、移動平均線にて、「5」~「100」 STEP 「5」 と設定すると、移動平均線の採用本数を最初は5、次は10、その次は15、以下20、25、30、35・・・・・・100、と、開始値の5から5ずつ変化させて最終的に100まで計算します。
ここで設定されたパラメータの可変域に沿って、各パラメータでの売買検証を行いリスト化します。
(次の項目)Webマニュアル <ロジックメーカーLM各種設定>売買条件の設定と条件設定の詳細
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