<ロジックメーカーLM各種設定>売買条件の設定と条件設定の詳細
「ロジックメーカーLM」とは、ロジック、ストラテジーに使用する各種指標のパラメータ、利確・損切の値幅を、総当たり方式にて最適化し、より効率的なトレードの設定を見つける為のファイルです。
前項より、各種設定画面の詳細について掲載しています。この項では、売買条件の設定と条件設定の詳細についてです。
「ロジックメーカーLM」売買条件設定
売買条件の設定です。
「検証シート」、「検証設定」、「売買条件の設定」より、上記画面となります。
ここでは、売買の仕掛け条件、手仕舞い条件を設定できます。
各条件の設定ボタンをクリックすると、下記画面となります。
売買の仕掛けや手仕舞いの条件を、各12個ずつ設定する事が可能です。
各条件は、全てAND条件となります。
上図は、「移動平均線(短期)の好転」と「移動平均線(中期)が上昇中」という2つの条件ですが、この2つを同時に満たした際に仕掛けとなります。
条件設定の詳細
売買の条件設定について解説します。
「検証シート」、「検証設定」、「売買条件の設定」より、売り買いの仕掛け条件と手仕舞い条件を設定できます。
仕掛けも手仕舞いも基本的には同じ設定方法ですので、ここでは買い仕掛けの設定について掲載します。
1)条件のON/OFFです。
現在設定されている売買条件のON/OFFをチェックボックスにて設定できます。ONにすると当該条件で売買判断を行います。ONになっている全ての条件をAND条件(すべての条件をクリアしないと仕掛けない)で判断します。
2)各条件の設定画面を表示します。
「設定」をクリックすると、下記画面が表示されます。
(1)左辺 (2)演算子 (3)右辺 (4)参照
- 「左辺」には、条件の対象となる項目(指標や4本値、時刻など)を選択します。
- 「演算子」は左辺と右辺でどういう判断を行うかを選択します。
- 「右辺」は、条件の対象となるもう一方の項目を選択します。
- 「参照」は何本前の足のデータを参照するかを半角入力します。
上図の内容は、
<移動平均線(短期) 参照2 Change-Up 移動平均線(短期) 参照1>
となっていますが、左辺の移動平均線の参照が2ですので、2本前の移動平均線の値、右辺が同じく移動平均線ですが、参照が1ですので、1本前、つまり直前の足の移動平均線の値を参照しています。
演算子が「Change-Up」で、これは好転を意味しますので、条件としては「移動平均線が直前の足で好転したら」という条件になります。
実際の内部での計算は「3本前の移動平均線>2本前の移動平均線、且つ、2本前の移動平均線<1本前の移動平均線」という計算が行われています。
演算子は、ゴールデンクロスやデッドクロス、上記の通り好転、暗転、数値以上、以下、上昇中、下降中など多種用意しており、条件に合った内容を選択して設定する事が可能です。
3)仕掛けのタイミングの設定部分です。
「始値」と「終値」で仕掛けを判断できます。始値の場合は新しい足の始値で仕掛けの判断となります。終値の場合は、その足の最後での判断となり、仕掛け値は終値となります。
上記、各条件の設定画面にて設定する「参照」は、「始値」での判断の場合は1以上を設定する必要があります。
始値で判断する場合、現在の足(参照0)にはデータが入っていない状態ですので、移動平均線やその他の指標、4本値のデータを売買条件に使用する際に、直前の足以前のデータを使用する必要があるため、参照は1以上となります。
「終値」での判断は、参照0でも当該足の終値での計算データが入っている為、参照0でも条件判断が可能です。
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