抵抗線からの下落、5日線で支持。5分足は310本線がサポート。
2022年8月9日<<日経平均株価日報>>
5分足チャートと推移、レートの位置など
寄り付き後、一日下落したザラ場となりました。
前日までで日足の直近高値である6月9日終値28246.53円付近にあり、反落した形です。
下落後は、昨日始値を割り込みます。
続けて、5分足の安値ライン(62本)も割り込み、28000円まで一気に急降下しました。
28000円を割ったところで、5分足の310本移動平均線がサポートとなり、そのラインに沿ってやや上昇し、引けを迎えています。
これまで4日上昇を続けていた高値ライン(62本)も、本日の下落で明確な下落に転じました。
5分足では、長期線群付近までレートが下落しており、ここをキープできるかどうかがポイントでしょう。
10日寄り付きで、長期線群を下回るようだと、一段下への下降が予想されます。
日足チャートでの推移・位置など
日足では、上述の通り直近高値の6月9日の値がボックスの上限となっています。
本日のロウソク足はやや長めの陰線で、5日線に触れました。
5日線の下にヒゲを延ばす形で推移はしましたが、ヒゲの長さも短く、5日線を維持したとは言い難い状況です。
3月中旬からのボックス相場を維持するとなると、ここからは下落に転じます。
20日線(黄色線)、50日線(赤線)を下抜け、下限である25500円付近を目指すと考えられます。
現在のボックス相場での下落を見ると、1週間で上限から下限に達しているため、スピード感には注意が必要です。
5日線を下抜けると、近々のサポートとしては、20日線、27500円ライン、50日線があります。
ただし、27500円ラインは現在のボックス相場では弱いポイントですので、その付近にある20日線も若干弱めとなるかもしれません。
ここ1か月の上昇局面では、27500円が日足下髭の先にありますが、このまま素直に反落して、7月19日~20日に明けた窓を埋めるのではないでしょうか。
窓の下限が27000円ですので、反発する場合はその付近がひとつ考えられます。