20日線で反発も勢いは控えめ。5分足は62本線がサポートに。
2022年8月25日<<日経平均株価日報>>
2022年8月25日 日経平均株価 概要
昨日終値より101.64円上昇して寄り付き、寄り付きから62本移動平均線を超えての推移となりました。
前場の早い時間に最安値を付けた後は上昇。後場には28500円を突破する場面も作り、もう一段高で推移しています。
終値は前日比165.54円上昇の28479.01円です。
5分足では62本線がサポート。310線がレジスタンスか。
5分足では前場の早い時間に12本移動平均線と62本移動平均線のゴールデンクロスが発生し、62本線も好転しています。
切り下げてきたMax線(150)まで値を戻し、後場では押し上げる推移を見せています。
前場のうちに好転していた62本線ギリギリで引けており、62本線がサポートラインになっています。
また、下降してきた310本線が目先の上方にあり、これが現在のレジスタンスラインと仮定できます。
続いて、5分足サイコロジカルラインとストキャスティクスについて。
サイコロジカルラインはややレートを戻し50%~60%で推移しています。
ストキャスティクスは、前日に戻していたパーセンテージをさらに伸ばし、一時90%に触れるなど勢いのある推移を見せました。
終値時点では80%を超えた高域でデッドクロスを見せ、レートは%Dで75%前後、S%Dが85%強といったところです。
ザラ場線は3+線(青)は引き続き切り下げで推移となりました。
以前、3+線も3+300線(オレンジ)もレートより上方にあり、ザラ場線では上値の重さが残っています。
このまま3+線を越えていけるか、超えたあと、3+300線に押し返されないかがポイントです。
日足は20日線で反発
日足では、20日線で反発を見せ、昨日の陰線に並べて、上下ヒゲのある陽線を作っています。
下髭では、20日線近くまでヒゲを伸ばし、そこから陽線の形成ですので、ロウソク足単体でも反発が見て取れます。
ただ、思っていたよりも勢いは強くありません。
出来れば、本日の足で反発して、5日線を上抜けるくらいの勢いがあってもよかったのですが、それはなく、目先では5日線が抵抗線となっています。
サイコロジカルラインは昨日から横ばいで推移しています。
15本線も45本線も50%~60%の中域で推移しています。
ストキャスティクスは続落です。月曜日のデッドクロス以降、スムーズな下降を見せており、%Dが60%付近まで下降してきました。
本日、レートが跳ねていますので、明日以降%Dの動きにも変化が出てくるでしょう。
ボリンジャーバンドは先週金曜日以降+σ2線から下放れ、セオリー通りの下落を見せてきましたが、レートそのものは反発となりました。
このまま再度+σ2ラインへ挑戦としたいところですが、少し距離がありますし、依然として中央線(50本)までの下降のパターンが払拭できたわけではないようです。
20日線での反発はあったものの、思ったよりも勢いのない状況で、値崩れへの警戒は緩められない状況です。