日足陽線形成、下げ三法か？
2022年08月31日＜＜日経平均株価日報＞＞
概要。267.49円下げて寄り、前日比104円安で終了
前日より267.49円下げて寄り付きました。
寄り付きからギャップを埋める様に上昇を見せています。
後場に一段高となりましたが、5分足の12本MAや62本MAと交錯し横ばい推移となっています。
終値は前日比104円安の28091.53円で終了しています。
5分足は12-62本MAのデッドクロスから交錯。
寄り付きから63本移動平均線を割って、ギャップダウンで開始。
その後、前場は上昇を見せ、12本線を突破する場面も見せました。
ただ、明確な上抜けにはなっていません。
その後、後場の寄り付きでも上昇を見せるも、下降してきた62本移動平均線と交錯し引けています。
62本移動平均線は暗転。
12本移動平均線とゴールデンクロスはしているものの、勢いはない交差となりました。
220831_5分足(Ma,MinMax)(5日)
サイコロジカルラインは、62本線はほぼ横ばい推移です。
一方、24本線が下降を続けています。
後場には一時40%を割り込む場面もありました。
現在は40%前後で推移しており、全体的に下降傾向を継続しています。
220831_5分足(サイコロジカルライン)(5日)
ストキャスティクスは、前日での終値時点での下降示唆の通り、下がっての寄り付きとなりました。
寄り付き後上昇したため、20%程度で反転しています。
前場のうちに%DとS%Dのゴールデンクロスを見せ、後場にかけて80%付近まで上昇しています。
その後、デッドクロス、現在は50～60%での推移です。
220831_5分足(ストキャスティクス)(5日)
ザラ場線は引き続き3+線を切り下げ、上方に3+300線を置いています。
3+300線が下降しており、明日にも目先のレジスタンスである28300円付近に達します。
今後、ロウソク足との絡みが、3+300線に抑えられて下降となるか、レートの上抜けとなるかがポイントと言えます。
220831_5分足(ザラ場線)(20日)
日足は、陽線形成。上方に5日線。ロウソク足は下げ三法か？
日足は、昨日の陽線よりさげて、本日も陽線を形成しています。
220831_日足(Ma,MinMax)(50日)
本日の安値～高値は、一昨日の陰線の範囲での推移にとどまりました。
一昨日以降のロウソク足で、下げ三法を形成か？ といった足を作っています。
5日線との絡みはなく上方に置いたままでです。
そのため、5日線がレジスタンスとなっています。
20日線はまだ上昇を続けています。
5日線とのデッドクロスは発生していますので、このまま20日線が暗転となると、上値はさらに重くなると考えられます。
サポートとなるラインは、27500円が目先でしょうか。
その付近に50日移動平均線も位置しており、また直近の踊り場の下値ラインとも重なります。
下支えが見つけにくい状況にあります。
このまま定型の下げ三法を作ると、明後日に月曜日の下値抜けとなります。
サイコロジカルラインは下降基調のままです。
45日線がややレートを下げ60%弱、15日線は横ばい推移で40%付近です。
220831_日足(サイコロジカルライン)(50日)
ストキャスティクスは、継続して下降しています。
%Dラインは50%を割ってきました。
谷を形成することなく、スムーズな下落を見せており、こちらはやや勢いがあると言えます。
220831_日足(ストキャスティクス)(50日)
最後にボリンジャーバンドです。
220831_日足(ボリンジャーバンド)(50日)
ボリンジャーバンドは、50日の中央線が上昇しており、このラインがサポートと機能するかに注視です。
上述の通り、50日線付近までサポートとなりえるポイントが少ない状況です。