前場で急上昇。11日振り5分足310本MAと接触。
2022年10月03日<<日経平均株価日報>>
概要。前日比158.26円下げて寄り付き、278.58円上げて引け。
朝一は、先週終値から158円下げて寄り付きました。
その後、前場に26000円を回復するまで急上昇しています。
後場の引け前にも再度上昇し、もう一段高まで戻しています。
引けは前日比278.58円高い、26215.79円です。
ザラ場中の上昇は、始値から終値で436円、安値から高値では601円の上昇を見せました。
5分足。前場に急上昇。310本MAと絡み。
5分足は、12本移動平均線を割って寄り付き。
先週金曜日の終値付近で62本移動平均線に頭を押さえられていましたが、そのままギャップダウンを見せました。
寄り付き後は、25700円を割り、25600円前半まで下降します。
しかし、そこから急上昇を見せ、前場のうちに26100円まで回復しました。
その間に、62本移動平均線を突破。前場終了時には62本線も好転しています。
ハイテク株にまとまった買いが入ったことが要因の様です。
後場は、12本線や26100円と絡みながらの横ばい推移で、上げはひと段落しています。
ただ、引け前にもう一段高へ上昇。
前場に点けていた高値を突破し、310本移動平均線に触れて引けとなりました。
9月14日に310本移動平均線を割り込んでから以来の、310本移動平均線との接触です。
このまま、抜ければトレンドの転換も期待が持てます。
5分足の指標。
5分足はサイコロジカルラインの24本線が一時80%まで上昇しました。
その後は、一度値を戻して、引けでは60%絡みの展開です。
62本線は寄りから上昇。40%以下から値をするすると伸ばして、こちらも引けでは60%絡みで推移しています。
ストキャスティクスは、先週の10%以下の水準から前場に一気にラインをあげました。
90%を突破したところでデッドクロスを見せ、後場の横ばいで60%前後まで値を戻しています。
引けでは%Dは70%前後での推移です。
ザラ場線は、3+線は切り下げで始まったものの、前場の上昇でラインを持ち上げています。
ザラ場で3+線が大きく上下するという事はあまりないのですが、それくらい勢いのある上昇でした。
ただし、以前として切り下げで開始しており、3+300線も下降を継続しています。
ザラ場線では、まだトレンドの転換は見て取れません。
ザラ場線では今後、3+線が切り上げ、ロウソク足の3+線や3+300線の突破の後、3+300線の好転を確認してのトレンド転換となります。
日足。下髭ありの陽線形成も、前日高値は超えず。
日足は、先週金曜日の陰線に本体を並べる形で陽線を形成しています。
下髭を伸ばし、26000円を跨ぐ形で本体を形成。
単体では勢いのあるロウソク足ですが、先週金曜日の高値は超えていません。
また、すぐ上に5日線もあり、そちらも超えていません。
ロウソク足の並びも右下がりの状況ですので、まだトレンドは下降推移と言えます。
日足の指標。
日足の指標を以下の通りです。
サイコロジカルラインは横ばい、ストキャスティクスは下降を継続しています。
ボリンジャーバンドは、-σ3のラインに下髭を合わせています。
まだ-σ2には達しておらず、帯に挟まれた範囲での推移となっています。