前日比326.68円ギャップアップで寄り付き。日足は大陽線突破。
2023年1月23日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。前日比326円プラスで寄り付き、緩やかに上昇。
1月23日の日経平均株価です。
まず、寄り付きは前日比326円プラスで始まりました。
その後、一時26800円割れまで100円ほど下落するも、その後は緩やかに上昇する推移となります。
前場は、上を26900円、下値を26800円とし上下します。
後場は前場ほどの上下はなく、26900円を超えて推移。
引けで少し戻すも、26900円は維持して引けています。
引けは、前日比352円プラスの26906.04円です。
移動平均線は、5分足62本線が先週金曜日の後場から引き続き上昇中です。
同310本線も上昇の傾きを大きくして上げています。
5分足の指標。サイコロジカルライン下降して落ち着く。
続いて、5分足の指標についてです。
まず、サイコロジカルラインは先週金曜日の段階で24本線が大きく伸びていました。
本日は、寄り付きから下降しています。
前場の中頃から60%付近を横ばいで推移しました。
次に、ストキャスティクスについてです。
こちらは、高域での上下に終始する一日となりました。
昨日、高域まで上がっていましたが、大きく下がることもなく90%を挟んだ推移です。
最後に、ザラ場線です。
ザラ場線は3+線は切上げです。
3+300線から乖離しており、3+300線も上昇を継続しています。
日足。昨日の陽線からギャップアップ。下髭の長い陽線形成。
続いて、日足についてです。
日足は昨日の足からギャップアップして、下髭の長い陽線を形成しています。
本体は短く、駒足や十字線に近い足です。
ギャップアップで先週水曜日の大陽線を上抜けし、目先の突破となりました。
先週水曜日の大陽線から、上げ三法の形となっていましたが、通常の上げ三法の様に大陽線での抜けではなく、ギャップアップでの上抜けとなりました。
移動平均線は、5日線と20日線のゴールデンクロスから、5日線が続伸。
また、20日線も好転し上向きとなっています。
しかし、目先の上値に27000円ラインと下降中の50日線があるので、その突破の状況に注視というところです。
ロウソク足は、12/20の大陰線は突破に至っていません。
大陽線の範囲を突破しても、大陰線の直前の12/16~12/19のギャップ埋めでの反落も想定されます。
日足の指標。サイコロジカルライン再上昇。ストキャス続伸。
日足の指標についてです。
まず、サイコロジカルラインは15本線が上昇しています。
先週にも達した66%付近に伸びており、8/17以来の水準となります。
次に、ストキャスティクスです。
こちらは続伸しラインを上げています。
%Dは70%に迫るところまで上げてきました。
続いて、ボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドは-σ1ラインとの絡みから上離れしています。
中央線である50日線に向かって伸びています。
最後に、一目均衡表についてです。
一目均衡表はロウソク足が基準線に触れています。
さらに、転換線は上昇、遅行線は前述の12/20の大陰線に向かって線を伸ばしています。
ただし、依然として値は雲よりしたの水準です。
また、近く雲の捻じれにロウソク足がかかってくるため、反落や大きな変動に注意が必要となります。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」