日足陽線連続3日目。5分足は62本線反発できずもみ合い。
2022年8月16日<<日経平均株価日報>>
日足は陽線3本目
まず日足です。
日足は、直近ボックス相場を上抜けして3日目。
陽線の連続も3本目ですが、昨日の陽線から離れてではなく、陽陽のはらみ線で推移しました。
20本の移動平均線からの反発から、5日線-20日線の乖離は広がっています。
サイコロジカルラインは、昨日から横ばいで15本線も45本線も60%推移を継続しています。
過熱感はサイコロジカルラインからは見て取れない状況です。
ストキャスティクス(5-12-5)は、昨日の%D-S%Dのゴールデンクロスから順調に上昇となりましたが、%Dラインが80%に近づき、高域に入ってきていますので、下落警戒感はあります。
ボリンジャーバンド(50)+σ2にタッチしており、こちらも下値への反落を示唆する指標となりました。
5分足は反発せず
5分足では、昨日掲載した62本移動平均線での反発によるグランビルの第2法則には至らず、寄り付きから62本線と交錯し、もみ合いとなりました。
62本移動平均線の傾きも横ばいに推移しています。
サイコロジカルライン(24本、62本)、ストキャスティクス(24-12-12)はいずれも中域で推移しています。
ザラ場線では3+300本線が上昇を継続、レートとの乖離も激しい変動はなく、落ち着いた動きを見せています。
長期で見ると、ロウソク足とザラ場の3+ライン、3+300ラインの乖離はまだまだ開く可能性はあります。
もう一段高を示唆する推移となりました。
上昇トレンド終了~下落を示唆か
下のチャートは、5分足の推移を長期で見たものです。
移動平均線と最高値最安値ラインを見ると、安値ライン(オレンジ線)が移動平均線の長期線(赤線)を超えると、その後上昇トレンドが終わったり、反落したりという傾向があります。
現在、150本の最安値ライン(オレンジ線)が310本移動平均線(赤線)を超えており、こちらは短期的に横ばい推移から下落を示唆(310本線とレートの乖離が減る)する指標となりました。