日足は50日線を跨いで陽線形成。ここで反発できるか? 2022年9月5日


2022年9月5日



日足は50日線を跨いで陽線形成。ここで反発できるか?

2022年09月05日<<日経平均株価日報>>

 

概要。83円下げ寄り付き、31.23円安で引け。

先週金曜日より83.55円下げて始まった月曜日。

10時前に27511円の安値を付けたあと反転し上昇しています。

後場から始値を超える場面もあり、前日比31.23円安、始値比50円高で引けています。

下値の27500円は割れず、金曜日の高値も超えず、限定的な値動きとなりました。

 

 

5分足は、62本線と交錯し前後する展開。

5分足は、移動平均線62本と交錯しながら、前後する展開となりました。

150本の最安値線も最高値線も切り下げており、トレンドの転換の兆しはありません。

ただ、27500円を割らず、底の堅さはある程度期待できるかもしれません。

220905_5分足(Ma,MinMax)(5日)

220905_5分足(Ma,MinMax)(5日)

 

このまま上昇して150本のMax線を切り上げるか、下落してMin線の切り下げを続行するかというところです。

Max線を切り上げる展開の場合は、上値の移動平均線310本線がレジスタンスラインとなっています。

また、310本線のある27800円付近は、7月後半の踊り場付近の上値と重なるため、ある程度重さがあるものと考えられます。

 

サイコロジカルラインは24本線も62本線もやや上昇傾向を見せています。

220905_5分足(サイコロジカルライン)(5日)

220905_5分足(サイコロジカルライン)(5日)

 

ストキャスティクスは、寄り付き後30%程度まで値を下げました。

その後、後場の上昇で90%まで上昇した後デッドクロスを見せています。

終値では、%Dは50%付近まで下降、S%Dも70%まで下降しています。

ストキャスの好転するポイントを切り上げてきていますので、その流れが続くならば、明日は30%まで下がらず値を好転させる事が予想されます。

220905_5分足(ストキャスティクス)(5日)

220905_5分足(ストキャスティクス)(5日)

 

 

ザラ場線は3+線は切り下げ、3+300線は下降を継続しています。

こちらは、一貫しての下降トレンドを示す指標となっています。

ザラ場線での上値抵抗線は3+線で、現在27850円付近で推移しており、ここを抜けられるかがポイントとなりそうです。

220905_5分足(ザラ場線)(5日)

220905_5分足(ザラ場線)(5日)

 

 

日足は、50日線を跨いで陽線形成。反発なるか?

日足は、金曜日の足から下方向に小さなギャップを伴って陽線を形成しています。

陽線は、50日線を跨ぐ形で足を形成しました。

220905_日足(Ma,MinMax)(20日)

220905_日足(Ma,MinMax)(20日)

 

また、27500円の底堅さもあることから、ここで反発が考えられます。

ただし、上方に5日線が下降してきており、20日線も反落後です。

反発しても小幅が予想されます。

現在、7月22日~8月2日の踊り場の価格帯にロウソク足が収まっています。

直近では、その範囲での推移になると思われます。

220905_日足(Ma,MinMax)(150日)

220905_日足(Ma,MinMax)(150日)

 

7月21日~22日に開けたギャップがあります。

50日線や27500円の水準を下抜くと、それを埋めでしょうか。

 

サイコロジカルラインは、今年に入ってから最低の水準まで15日線を下げています。

45日線がそこまで下げていませんが、陰線の出現率が多く下降に向かう力が強い事を示しています。

220905_日足(サイコロジカルライン)(150日)

220905_日足(サイコロジカルライン)(150日)

 

ストキャスティクスも今年最低水準まで%Dの値を下げています。

まだ%Dの先が持ち上がっておらず、さらなる下降が予想されるラインです。

220905_日足(ストキャスティクス)(150日)

220905_日足(ストキャスティクス)(150日)

 

ボリンジャーバンドは中央線である50日線にかかっています。

±σ線のバンドの幅が収縮に向かい始めています。

一時的な停滞の可能性も示すラインとなりました。

220905_日足(ボリンジャー)(150日)

220905_日足(ボリンジャー)(150日)

 

 

今後は50日線との絡み。

今後は、は50日MAとの絡みがどうなるかというところです。

仮に、反発があっても上値が直近にあるため小幅反発が予想されます。

そのまま5日線や下降してくる20日線を突破できるかどうかがポイントになります。

押さえられて50日線を割ると、7月21日~22日のギャップ埋めになります。

 

 

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