十字線形成。6営業日ぶりザラ場線切り下げ。
2022年09月15日<<日経平均株価日報>>
概要。前日比57円高で引け。小幅な動き
9月15日の日経平均株価についてです。
前日より55円高く寄り付き、57円高で引けとなりました。
始値-終値は2円ほどの差で推移しました。
高値と安値も150円程度の開きで、昨日に比べれば小幅な動きです。
5分足。310本MA暗転、ストキャスは行って来い。
5分足は寄り付き以降も小幅な上下で、27800円はキープ。
底堅さを確認しています。
上値では、前場終了に向けて上昇、62本移動平均線を突破しています。
後場に入ると、戻った値も売られ、再度62本移動平均線と交錯しました。
そのまま、多少の上下で終了を迎えています。
長期の移動平均線310本線は本日寄り付き以降下降に転じています。
5分足のその他の指標。
サイコロジカルラインは 寄り付き以降50%を挟んで上下する展開です。
現在は24本線も62本線も50%で推移しています。
ストキャスティクスは、寄り付きから上昇しました。
%Dは90%程度まで上がっています。
後場の下落で20%まで下降し、行って来いの展開となりました。
ザラ場線は、3+300線を完全に割り込んでいます。
6営業日ぶりに3+線が切り下げて始まりました。
本日は、レートより上にある3+300線に一度も触れる事もありませんでした。
3+線も切り下がっており、3+線と3+300線のデッドクロスの発生が間近です。
日足は、十字線形成。50日線がサポートになれるかどうか。
日足は、上下ヒゲのある十字線を形成しています。
昨日の大陰線の下端に添えるような十字線で、50日線と絡んでいます。
明確な50日線割れではなく、また27800円もキープしている状況です。
そのため、まだ50日線割れとも、反発とも言えない状況です。
昨日発生した5日線と20日線のゴールデンクロスは、突破後の5日線が下降に転じています。
20日線はそのまま下降中です。
サイコロジカルラインとストキャスティクス、ボリンジャー
日足のサイコロジカルラインは15日線は一昨日までの上昇後の横ばい推移です。
50%を少し超えたあたりにラインを置いています。
45日線は昨日と同じく60%弱の帯域での上下横ばい推移となっています。
ストキャスティクスは、昨日上昇から横ばいに変化していた%Dのラインが下降に転じました。
まだS%Dとのクロスは発生していませんが、このままいけば一度デッドクロスを迎えるものと思われます。
50%前後と中間値でのクロスでの、6月後半以降の上昇時の様に、底を切り上げた動きを期待したいところです。
ボリンジャーバンドは、中間線の50移動平均線絡みの動きとなりました。
中間線に値を置いているため、±σ1にも距離がある状況で、今後の50日線との絡みに注視となります。