ギャップダウンで陰線。50日MA割れ。
2022年09月16日<<日経平均株価日報>>
概要。244円下げて寄り付き、-308円で引け。
寄り付きから244円下げて寄り付きました。
昨日までの2日間サポートを担ってきた27800円を割り込んでの開始です。
前場に下落し24600円も割れています。
後場に向けてやや値を戻すも、27600円には戻さず引けとなりました。
5分足。62本MAで反落。150MAX線も大幅に切り下げ。
5分足では、昨日終了時に絡んでいた62本移動平均線から下放れて開始しています。
62本線がレジスタンスとなり、押し下げられた形です。
前場は27600円を割り、下落しています。
10時を過ぎたところから値を上げるも27600円は突破できません。
後場は横ばい推移です。
終了間際にはレート付近まで62本移動平均線が下降してきています。
本日の寄り付きを見ていると、週明けも62本線が押さえつけられて、下がっての寄り付きを彷彿とさせます。
5分足の指標。ストキャスは上昇。ザラ場線はデッドクロス。
サイコロジカルラインは、24本線が前場にレートを下げ30%付近まで下降しています。
後場に向けて値を戻し、50%前後に横ばい推移となりました。
ストキャスティクスは、前日の終了時からさらに値をさげ、前場に5%まで下落しました。
低域で%DとS%Dのゴールデンクロスが発生し、その後は70%まで上昇しています。
ザラ場線は、3+線と3+300線のデッドクロスが発生しました。
3+線は2日連続の切り下げ、3+300線も傾きを横ばいに変えてきています。
このまま暗転ならばトレンド転換と考えられます。
日足はギャップダウンで陰線形成。50日線から下放れ。
日足は、ギャップを伴って下落し、陰線を形成しました。
これまでかろうじて掛かっていた50日線からも下放れしています。
ヒゲも上下に短く伸ばしている程度で、下げ止まりなどを示唆するものではありません。
5日線も再度20日線を下抜けするところまで下がっています。
20日線と5日線の絡みは、クロスが発生したというよりも、5日線が20日線で反落している状況に近いかもしれません。
有力なサポートとなりそうなポイントは、7月20日や9月7日の下値27300円付近しかありません。
7月20日がギャップアップで、埋めていない窓があることを考えると、27300円もそれほど強い支持は期待できません。
その下は、ギャップ埋めが完了し、キリのいい値でもある27000円でしょうか。
日足の指標。
サイコロジカルライン、ストキャスティクスは以下の通り推移しています。
サイコロジカルラインは15日線が反落しました。
ストキャスティクスは、50%付近でデッドクロスが発生しています。
ボリンジャーバンドは中央線である50日線を下抜けしています。
チャートは±σ1と±σ3のラインを掲載しています。
直近目先では-σ1が値を上げており、次期に27300円と並ぶラインとなります。
上述の7月20日や9月7日の下値27300円ラインを少し補強してくれそうです。