上髭ありの陰線形成。ヒゲ上端は50日MA。
2022年09月20日<<日経平均株価日報>>
概要。221円高で寄り付き、120円高で引け。
先週金曜日より、ギャップアップで221円高で寄り付いた20日。
その後、高値を付け、その後はギャップを埋めて引けています。
最終的に、終値は前日比120円高。
中3日空いた相場でしたが、上値も28000円以下で下値も切り下げず限定的な推移となりました。
5分足。62本移動平均線絡み。ザラ場3+300線暗転。
5分足では、寄り付き直後に上昇して高値を付けたあと、下降しています。
上昇した先の高値は、150本Max線である先週木曜日高値に届かず。
その手前での暗転となりました。
続いて、寄り付き値を割り込んで、いっきに62本移動平均線まで下落しました。
11時前に62本線に到達した後は、そこを明確に割る事はなく、62本線に絡んでの推移を見せています。
先週、下降に転じた310本移動平均線は下降を継続し、ロウソク足との乖離を狭めています。
終日、150本Min線とMax線の間での限定的な推移となりました。
5分足の指標。
5分足の指標は以下の通りです。
まず、サイコロジカルラインは、前場の上昇後の下降で24本線が30%近くまで下降。
後場の横ばい推移で、いっきに70%まで上昇するなど上下のある一日となりました。
62本線は緩やかに50%前後を推移しています。
ストキャスティクスは、寄り付き直後の上昇で90%に到達。
そこでデッドクロスの後、20%まで下降しています。
前場のロウソク足の下落に比べると、ストキャスティクスの下降はそこまでではなく、20%を割らずにゴールデンクロスの発生から上昇に転じています。
最終的に、%DとS%Dが多少交錯する状態で60%ちょっとで推移しています。
ザラ場線は、3+線は3営業日連続での切り下げとなり、3+300線が暗転となりました。
ロウソク足の3+300線割れから3営業日目、直近の好転(上昇に転じたタイミング)から6営業日と短いスパンでの暗転となりました。
下記日足でも触れますが、長期のトレンドを抜けた後の少し戻す場面だったと思われます。
日足。上髭の陰線形成。ヒゲ上端は50日線。5日-20日のデッドクロス発生。
日足は、先週金曜日の陰線より少し上げて、上髭のある陰線を形成しました。
しかも、ヒゲの上端は50日線で反転しており、下向きの気配の強い足となっています。
下支えを探すと、6月20日、7月1日、9月7日の下値を結んだトレンドラインがあり、先週金曜日の足がそこで反発していますので、支えは多少あると考えられます。
また、50日線は上方にありますが、75本線は先週金曜日の下値付近にあり、そちらもサポートが期待できます。
レートとしては27500円でしょうか。
5分足のところでも少し触れましたが、8月17日の29200円から下降し、20日線を割り込んでから戻す動きで50日線で反発して、少し値を戻した後、やっぱり下落という動きになっています。
長期トレンドと言うには20日線が少し弱く、上述のサポートがあるので、このまま50日線を再度突破に期待といったところです。
一気に7月19日~20日のギャップを埋めるようだと、今度は50日Min線の切り下げが見えてきます。
日足の指標。ストキャスティクスデッドクロス。
日足のサイコロジカルラインとストキャスティクスは以下の通りです。
サイコロジカルラインは45本線が下降トレンドを継続しています。
45本線は30%から上昇してきたあと、50%絡みで横ばいに推移を変えています。
直近に、大陰線、十字線(陽線)、陰線、陰線という割には、上昇後の下落は限定的なラインとなっています。
ストキャスティクスは、50%付近でデッドクロスが発生しています。
ボリンジャーバンドのチャートは下記の通りです。
σラインはσ1とσ3を表示しています。