ザラ場線切り上げ 。日足は上髭のみの長目の陰線。
2022年10月24日<<日経平均株価日報>>
概要。342円プラスで寄り、前日比プラス84円で引け。
24日の日経平均株価は、先週の終値より342円上げて寄り付いています。
その後、前場に一度比較的大きな下落があるも行って来いで谷を作りました。
一度戻った値も、後場にかけて下落。
後場にはもう一段下まで下降して27000円を割って終了しています。
終値は前日84.32円プラスの26974.90円です。
5分足。移動平均線62本と310本のゴールデンクロス発生。
5分足は、寄り付きこそ高く寄り付いたものの、前場の10時過ぎに下降。
27200円を割って、27100円中頃まで下落しました。
その後はすぐに値を戻し27300円に迫るも、前場終了に向けて下落。
10時台の下値を超えて前場は終了しています。
後場は、一段したから開始。27100円を割る展開です。
その後も下降。27000円のラインは一度耐えるも、引け付近で割り込んで終了となりました。
寄り付きの上昇で、62本移動平均線は上昇。
前場の中頃で310本移動平均線を上抜いて、ゴールデンクロスとなりました。
12本線は後場に310本線、62本線を下抜いています。
5分足の指標。ザラ場線は切り上げ、ストキャスは前場で行って来い。
5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは前場は横ばいから下降気味で推移しました。
後場は、一度27000円から反発した際に陽線が連続して24本線が一気に上昇しました。
その後は下降してやや落ち着き、50%前後で推移しています。
ストキャスティクスは、寄り付きの上昇で%Dは一気に90%を超えました。
その後下降に転じると、今度は一気に下降して、後場の開始直後には10%を切っています。
引け前でやや戻すもデッドクロスにいたり、引けでは20%前後での推移です。
ザラ場線は3+線は切り上げて開始となりました。
前場は3+線より上でロウソク足を作り、後場は3+線の下に潜り込んでいます。
3+300線は上昇のままで推移。引けでロウソク足が3+300線に触れたところで引けています。
日足。上髭のみの長目の陰線を形成
日足は、久々に本体の長い足を立てています。
先週末の鍋蓋に近い足から上げて寄り付き、上髭を形成。
その後は本体をぐっと下に伸ばして、先週金曜日の上髭にかかるまで陰線を形成しています。
上髭のみの足で下髭のない陰線です。
下向きの勢いがあると判断できますが、先週金曜日夜と今朝の為替の振れで寄り付きの上がった足ですので、引けでは適正価格に落ち着いたとも考えられます。
陰線としての勢いよりも、何もなければこのくらいの値で推移していたという場所で引けているのではないでしょうか。
移動平均線は20日線と50日線は下降中。
5日線は先週金曜日暗転しましたが、本日は上向きに変わっており好転しています。
日足の指標。
日足のサイコロジカルラインは以下の通りです。
ストキャスティクスは、先週金曜日のデッドクロス後、%Dは下降を継続しています。
ボリンジャーバンドは-σ1の上で推移しています。
一目均衡表は、長らく横ばい推移だった基準線がここにきて下降しています。
転換線との乖離を狭めている状況です。
遅行線が9/13からの下降しているロウソク足の崖部分に差し掛かっています。
転換線は上昇傾向、横ばいだった基準線がかくっと下降、ロウソク足の下降場面に遅行線が接近、先行スパンのねじれの直前と、7/20付近の上昇場面に似た状況となっています。