鍋蓋陽線。上髭上端は50日線。
2022年10月26日<<日経平均株価日報>>
概要。前日比+160円で寄り、+181で引け、行って来いの一日。
26日の日経平均株価は、前日比160円で寄り付きます。
その後前場は上昇、後場は下降傾向での推移となります。
結果、行って来いの一日でした。
終値は前日比181円高の27431.84円。
始値よりも21円ほど高い終値でした。
5分足。62本MAで反発して寄り付き、後場には62本MA割れ。
5分足は、寄り付き直後は陽線を立て上昇しました。
多少の上下はあったものの、前場は概ね上昇推移となっています。
前場の引けで高値を付け、後場は下がって寄り付き。
その後は下降し、上昇してきた62本移動平均線を割り込んで引けとなりました。
引け付近では、本日の寄り付き付近まで値を戻しており、かろうじて始値より高く引けている状況です。
5分足の指標。ストキャスは10%割れ、ザラ場線は切り上げ。
5分足の指標は以下の通りです。
サイコロジカルラインは24本線は行って来いの推移、62本線はやや上昇しています。
ストキャスティクスは、前場は反発して90%を超える場面もありました。
後場はデッドクロス後、一気に10%付近まで下落しています。
ザラ場線は3+線は切り上げ、3+300線は上昇を継続しています。
3+線と3+300線の乖離が小さくなっていますが、本日は前日比プラスで終わっていますので、明日もおそらく切り上げとなるかと思います。
切り上げで、再度3+300線との乖離は開いてくるものと思われます。
日足。鍋蓋陽線。上髭上端は50日線と一目の雲の下端。
日足は、昨日の陽線よりギャップアップして上髭の長く本体のほぼない陽線を形成しています。
陽線ですが、上髭の長い足で勢いは感じられません。
また、ヒゲの上端が50日移動平均線や一目均衡表の雲の下端と一致しており、押さえられた形となっています。
移動平均線は5日線、20日線は上昇を継続、50日線は下降中です。
日足の指標。
日足の指標は以下の様に推移しています。
サイコロジカルラインは45本線がやや上昇しています。
ストキャスティクスは下降を継続中です。
ボリンジャーバンドは中央線である50日移動平均線に上髭上端がかかっています。
一目均衡表は上髭の上端が先行スパンの下端と一致しています。
移動平均線や一目均衡表では上髭上端がラインに触れ反落した形となっています。
ロウソク足自体の形もあり、上値は重いと感じます。
また、本日は、7/19までのペナント型のレンジ相場、一目均衡表のラインの形など、レンジ相場上抜けば面と酷似している場面でした。
7/19と同様、前日からギャップアップしてペナント型を上抜けしたものの、19日とは異なり大きな上昇とはなりませんでした。
むしろ、上髭を伸ばして、しかも上髭上端が基準ラインに架かっているなど、上値が重い事を確認した一日だったかもしれません。