一転、反落。引けで28000円割れ。陰線形成。
2022年11月14日<<日経平均株価日報>>
概要。先週末比14.07円上昇して寄り付き、300円下がって引け。
11月14日の日経平均は、寄り付きこそ微増でしたが、そこから下降する一日となりました。
寄り付きは14円プラスで寄りつきます。
その直後を高値として、あとは緩やかに下降しました。
多少の上下はあるものの、反発というほどの上昇はありませんでした。
加えて、上下する谷の下値は切り下げながら終了間際に28000を割り込みます。
引けは先週金曜日より300.1円低い27963.47円です。
5分足。62本移動平均線割れ。
5分足は寄り付き直後に高値を付けたあと、10分で62本移動平均線を割れます。
下抜けした後は28100円まで下降。
ここで一度小さな反発を見せるも、あっけなく28100円を再度割り込みます。
前場はそのままずるずると下がり、28050円まで下げて引けます。
後場は、何とか28000円を保持したところで推移し、上がらずとも横場いを維持。
ただしそれも大引け直前になって下降を始め、28000を割れて引けています。
5分足の指標。
5分足の指標です。
サイコロジカルラインは後場の横ばい推移で24本線が上昇。
62本線は終日下降しています。
ストキャスティクスは前場の下降でラインを下げ低域で推移しました。
ザラ場線は3+線は切り上げ、3+300線も上昇中で、トレンド継続です。
日足。先週の陽線に並べて陰線形成。
日足は先週金曜日の足に並べる形で陰線を形成しました。
上髭が少しだけ出ており、本体の上端は金曜日の陽線とほぼ合致しています。
毛抜き天井とも判断でき、トレンドの終了を示唆する足です。
しかし、先週の火~水にも本体の長さは違うものの、同様の陽陰のロウソク足が並び、反落→反発という形があるため、調整→反発を期待してしまうところです。
ただ、金曜日の反発は米国株や為替の影響が大きかったため、同じ様に反発は難しいかと思います。
希望としては、5日線より上の水準はキープしている事、下値が金曜日の下値を割り込んでいない事などが上げられます。
このまま28000を割って5日線も下回るようだと近々での上昇は上値が重いと考えられます。
28000を維持し、耐えるようであれば5日線絡みでの横ばいから再上昇が期待できます。
5日線20日線は上昇中、50日線はやや下降で傾きは緩やかになってきています。
日足の指標。
日足の指標です。
サイコロジカルラインは横ばい推移。
ストキャスティクスは、デッドクロスマジかの状況です。
ボリンジャーバンドはロウソク足の下値付近に+σ1ラインがあります。
一目均衡表は、雲から抜けある程度の乖離を見せています。