下髭の長い陽線形成。先週木金の窓を埋めず反発。
2022年11月16日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。前日比30円プラスで寄り付き、38円プラスで引け。
11月16日日経平均株価は、前日比微増で寄り付きました。
寄り付きは28000円を維持するも、直後から下げ始めます。
下げは30分で27700円台半ばまで250円ほど下降しています。
そこからは反発。前場のうちに28000円を回復しました。
後場からは、一時28000円を割れそうな場面もありましたが耐えています。
引けは前日比38円プラスの28028.3円です。
移動平均線は寄り付き直後の下降で62本MAも下落しています。
ただし前場後半からの上昇で62本MAも下げ止まっています。
310本線は横ばいから再上昇に転じています。
Minラインの凸部後の反発。
下記のチャートはここ20日ほどのザラ場を並べています。
オレンジのラインは150本のMinラインです。
Minラインが切上げ後、レートが下落してMinラインが切り下げられ、凸部を作ります。
凸部の後Minラインは横ばい線になり、ロウソク足はそこから乖離していくのですが、直前の凸部や直前の高値を超えて上昇する場面が連続しています。
本日のザラ場は、Minラインが凸部をつくっており、Minラインから乖離が始まっていますので、直近高値の28300円を超えてくるとの判断も可能です。
5分足の指標。ザラ場線は3+線切上げ、3+300線上昇。
5分足の指標です。サイコロジカルラインは前場後半の上昇に合わせて24本線が一時70%を超えるところまで上昇しました。
その後は値を戻し45%程度で推移しています。
ストキャスティクスは寄り付きから下降。%Dは一時10%近くまで落ちています。
その後のレートの上昇で一気に90%まで伸びて、90%付近でデッドクロス。
引けでは70%前後を下降中です。
ザラ場線は3+線が切上げ。3+300線も上昇を継続しています。
前場の下落は、3+300線での反発を見せています。
日足。下髭の長い陽線を形成。
日足は本体が短く、下髭の長い陽線を形成しています。
昨日の陽線の上端に添える形で本体を置き、下髭は5日線よりも下に伸ばしました。
特に下髭は先週木曜日~金曜日のギャップまで伸ばしていますが、そこを埋めずに反発していますので下値の堅さを確認した形となりました。
足の勢いとしては上向きで、明日以降に期待が持てます。
ただ、先週金~今週月の日本の大線の高値が目先にあり、それを突破できるかどうかというところでしょうか。
移動平均線は5日線と20日線は上昇中。
50日線も横ばいから上昇に転じたようです。
日足の指標。
日足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは横ばい推移です。
ストキャスティクスもほぼ横ばいです。
昨日まで%DとS%Dの絡みがありましたが、本日は%Dがやや上げ、乖離が広がっているようです。
ボリンジャーバンドは+σ1ライン絡みの推移です。
一目均衡表は3役を維持しています。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」