一気に上って、緩やかに下降の行って来いで鍋蓋形成。
2022年11月24日<<日経平均株価日報>>
概要、5分足。ギャップアップで寄り付き緩やかな行って来い。
11月24日、日経平均株価です。
寄り付きは、前日比257.98円プラスで開始となりました。
その後は上昇、130円ほど登って28500円に触れます。
28500円で反転し、前場の中頃から大引けまで緩やかに下降しています。
後場は、横ばい推移の時間もありましたが、大引けに向かって28400円を割って下降しています。
始値付近まで戻して引けとなりました。
引けは前日比267.35円プラス、始値より10円ほど高い28383.09円です。
昨日の推移が5分足の62本移動平均線に触れたところで引けており、そこからギャップアップで寄り付きの形となっています。
本日の推移も引け付近で62本MAと交錯しており、明日のギャップアップでの寄り付きを期待したいとkロおですが、少し下抜けし過ぎている感じが否めません。
310本MAは上昇しています。
5分足の指標。
5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは50%をやや下回ったとろで推移しています。
下値は40%、上値は55%で上下といったところです。
ストキャスティクスは、昨日の30%以下での引けから、ギャップアップでの寄り付きで一気に90%、あでラインを伸ばしています。
その後はデッドクロスの後、10%まで下降しゴールデンクロス、引けでは20%前後での推移です。
ザラ場線は、3+線が切上げ、3+300線は上昇を継続しています。
今週に入り3+線と3+300線の交錯もありましたが、再度、上放れを見せています。
日足。本体と下髭のほぼない鍋蓋を形成。11日~14日の値域抜け。
日足は、本体と下髭がほぼない、上髭を伸ばした鍋蓋線を形成しました。
高値圏で出現した場合は反落のサインとなる足で、火曜日との足もギャップを作っていますので、下向きの引力が大きい様に感じます。
上髭の突端は28500円の節目ラインに合わせていますし、火曜日~本日の窓を埋める方向に動くのではないでしょうか。
先週火曜日の15日から、11日~14日の大線の範囲を抜けらない方向性の難しい相場が続いていました。
しかし、本日上抜けしています。
素直に陽線でも立てて上抜けすると明日以降も期待できたのですが、抜けて鍋蓋線、直下にギャップもあると、ここで一服の横ばい~下降でしょうか。
5日移動平均線は好転後の上昇、20日線は上昇中。50日線は好転したあとラインの頭を少し上げたところです。
日足の指標。
日足の指標です。
サイコロジカルラインは、横ばい推移です。
ストキャスティクスは、70%付近でクロスを繰り返す展開から、やや下降気味での推移でしょうか。
ボリンジャーバンドは、一昨日までの+σ1ライン絡みから上離れして上髭の突端を+σ2ラインに近づけています。
ただし、接触等は発生していません。
一目均衡表は、三役を継続。
遅行スパンが雲を抜けより上向きの役揃いとなりました。
本日の足で9/13~9/14に明けたギャップもほぼ埋めています。
3月下旬、6月上旬、9月中旬の反落位置にも一致しており、反落への警戒も必要となっています。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」