ザラ場線3+線切り下げ。上下ヒゲの陰線形成。
2022年11月18日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。前場に一時28000超えも引けでは27900絡み。
11月18日の日経平均株価は、寄り付きは前日比+80円での開始となりました。
その後は、上下±50円ほどの上下があり、上は28050円、下は27950円に触れています。
後場に入ると上下は少し落ち着くものの価格は下落。
27900円を挟んだ推移が続きそのまま引けを迎えました。
引けは前日比30円マイナスの27899.77円です。
移動平均線は、昨日まで上昇していた310本線が寄り付き以降暗転。
前場の上昇は310本に絡んだところで反転しています。
62本移動平均線は、前場にはロウソク足の下値を支えた推移が見られました。
しかし、後場には62本線を割り込んで下降しています。
引けでは、62本線も下向きに推移しています。
5分足の指標。3+線切り下げ。
5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは前場に24本線が一時70%を超えるところまで上昇しています。
ストキャスティクスは、後場の下降で%Dが10%まで下降。
引け前には低域でのゴールデンクロスをみせました。
ザラ場線は3+線が切り下げ。
3+300線は上昇を続けていますが引けではロウソク足が3+300線を割り込んでいます。
切下げた3+線は、かろうじて3+300線の上にいる状況です。
3+300線割り込みから反発は直近でも見られた推移ですが、月曜日にどう動いてくるか期待といったところです。
日足。陽線形成、5日線暗転。
日足は、上下ヒゲを少し伸ばした陰線を形成しました。
依然として先週金曜日の大陽線の本体の範囲を抜けられず、ハラミが続いています。
先週木~金のギャップの引力も気になるところですが、27900円ラインがなかなか良い支持を見せています。
ただし、5日線が暗転しており、ハラミも5日を過ぎるとそろそろブレイクが出てくるかなと思います。
18日も含めた直近4日は、先週金曜日の大陽線の下方に張り付いている状況ですので、下方向へのブレイクかな、という雰囲気を感じます。
少し広いスパンで見ると、10/03、10/13、11/04付近の下値を結んだサポートラインが迫っています。
このラインの下支えを貰って反発の期待もありますが、当該サポート線も長くなってきましたので、こちらのブレイクも時期的におかしくない状況です。
20日線は上昇中、50日線も好転しています。
日足の指標。
日足の指標です。
まず、サイコロジカルラインはやや下降しています。
ストキャスティクスは70%付近を推移していますが、デッドクロス後でレートが崩れてきた雰囲気があります。
ボリンジャーバンドは+σ1ライン絡みの推移です。
一目均衡表は、雲の上を推移しています。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」