上下ヒゲ陽線形成。10月~の支持線割れ。2022年12月05日


2022年12月6日



上下ヒゲ陽線形成。10月~の支持線割れ。

2022年12月05日<<日経平均株価日報>>

 

 

概要~5分足。27800を挟んで推移。

5日の日経平均株価は、前日比24円マイナスの27752.99円で寄り付きます。

寄り付き直後、ぐっと値を下げて27700円付近まで下降も、すぐ戻しています。

その後は、前場に2回ほど山を作りながら、27800円を挟んで上下。

後場からはやや落ち着いた推移を見せ、終了間際に値を上げています。

終値は、先週金曜日よりも42.5円高い27820.4円で引けました。

221205_5m(mmm)(2)

221205_5m(mmm)(2)

 

移動平均線は310本線は終日下降していますが、62本線はロウソク足と絡んでの推移を見せています。

11月24日からの下降トレンドの抵抗線は抜けた一日となっています。

ただし、先週木曜日の1日だけとびぬけた例もある通り、数日外れるような推移がないと安心はできません。

上方向に310本MAがありますので、まずはここを抜けたいところです。

221205_5m(mmm)(10)

221205_5m(mmm)(10)

 

5分足の指標。ザラ場線は3+線切り下げ、3+300線も下降。

5分足の指標です。

まずサイコロジカルラインはここ数日では一番の上下となりました。

上は70%、下は30%に迫る下降の場面もありましたが、引けでは60%前後で推移しています。

221205_5m(PLg)(5)

221205_5m(PLg)(5)

 

ストキャスティクスは前場は70%前後で何度かクロスも見せる展開となりました。

引けでは%Dは65%程を上昇しています。

221205_5m(sto)(5)

221205_5m(sto)(5)

 

ザラ場線は3+は切り下げ、先週金曜日に引き続き、3+300線から下放れしています。

3+300線も完全に下向きに移行しており、下降トレンドが始まっているようです。

221205_5m(zbm)(20)

221205_5m(zbm)(20)

 

日足。上下ヒゲのある陽線を形成。

日足は先週金曜日の陰線本体下端付近に陽線を形成しています。

上下ヒゲのある陽線で下髭下端は27700円に合わせています。

221205_DAY(mmm)(15)

221205_DAY(mmm)(15)

 

5分足では抜けていましたが、日足は11/24からの下降トレンドの中に本体が収まっています。

移動平均線は5日線が下落し上昇してきた20日線とデッドクロスというところです。

10月上旬から続いてきた上昇トレンドのサポートラインは割れており、移動平均線のデッドクロスも発生することから、下降の期間に突入したと判断せざるを得ません。

目先の下値は、先週金曜日と変わらず27500円、50日線といったところでしょうか。

221205_DAY(mmm)(150)

221205_DAY(mmm)(150)

 

 

日足の指標。ストキャスティクスは続落。

日足の指標です。

サイコロジカルラインは45本線は横ばい、15本線は45%付近を推移しています。

221205_DAY(PLg)(150)

221205_DAY(PLg)(150)

 

ストキャスティクスは続落。%Dが50%を割れてきました。

221205_DAY(sto)(150)

221205_DAY(sto)(150)

 

ボリンジャーバンドは+σ1の下方にロウソク足が位置しています。

221205_DAY(bba)(150)

221205_DAY(bba)(150)

一目均衡表は遅行スパンが雲に入ったままです。

転換線も暗転、ロウソク足が基準線を割り込むところで、上昇の兆しは感じられません。

まだ雲の上にロウソク足を置いてはいますので、雲での反発など可能性はあるものの、そこまでの距離がややある状況です。

 

 

 

尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。

ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。

 

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