上髭陽線形成。5日MA-20日MAのゴールデンクロス
2022年12月15日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。前場中ごろまで上昇、以降は下落の行って来い。
12月15日の日経平均株価は、前日比165.07円マイナスで寄り付きます。
寄り付き時には28000円を割れていましたが、すぐに回復。
その後は28100円を早々に突破して、昨日高値に向かいます。
ただ、10時前に28163円まで上昇した後は下降に転じ、前場のうちに28100円を割れています。
後場からはさらに値を下げ、前日比104.51円安い28051.7円で引けています。
行って来いで、下降してきたものの、何とか28000円台をキープしています。
前場の高値からの暗転時には5分足の62本移動平均線で抑えられての反落を見せており、62本線がレジスタンスとして機能していました。
310本線は上昇しており、ロウソク足との乖離を縮めています。
現在はロウソク足が310本線と62本線の間にありますので、どちらを抜けるか見ものです。
5分足の指標。ザラ場切上げ。ストキャスティクスは低域まで落ちる。
5分足の指標です。
サイコロジカルラインは前場の上昇で24本線が60%付近まで上昇しました。
前場後半からの下落で40%まで戻しています。
62本線も50%を割っての推移です。
ストキャスティクスは前場後半からの下降で%Dは5%を割るところまで下降しました。
その後ゴールデンクロスから上昇に転じていますが、15%付近で引けています。
ザラ場線は3+線切上げ、3+300線は昨日引け付近からの好転です。
本日は3+300線が終日上昇、ロウソク足も3+線の上をキープしています。
トレンドとしては上昇を継続というところです。
日足。上髭陽線を形成。20日線は維持。
日足は昨日の陽線の本体下部に横づけし、上髭の長い陽線を形成しています。
20日線は下値で維持しています。
5日線が数字上は20日線を上抜き(2円分)ゴールデンクロスとなりました。
足としては上ヒゲが長いため、勢いのないやや下向きな足ですが、20日線の下支えと、今後は5日線の下支えにも、少なからず期待できます。
このまま5日線に持ち上げられて、上昇としたいところです。
下向きの要因としては、昨日掲載した12/1~12/2のギャップ埋めでの反落。
そして、小さいですが12/12~12/13にもギャップがあり、こちらに引っ張られての下降です。
明日、5日線や20日線から上離れ出来れば、逆三尊の形成で11/24の高値超えに期待できそうです。
目先の上値は昨日高値、12/1高値、11/24高値です。
日足の指標。
日足の指標です。サイコロジカルラインはほぼ横ばい推移です。
ストキャスティクスは40%付近でゴールデンクロス後の上昇局面です。
%Dが50%付近を推移しています。
ボリンジャーバンドは、昨日+σ1ラインを跨いでロウソク足本体を作っていました。
本日は+σ1ラインは上髭で跨いでおり、本体は割り込んでいます。
一目均衡表は基準-転換線のデッドクロス後ですが、ロウソク足は両線より上をキープしています。
雲の捻じれに掛かっているため、急変や大きな動きに注意です。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」