日足陰線形成。本体が26500円跨ぐ。目先は26000円ラインか。
2022年12月21日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。前場行って来い。5分足62本MAで反落。
12月21日の日経平均株価は前日の大幅下落を受けての相場でした。
寄り付きは前日終値付近、20円マイナスで寄り付くも、直後から下降。
前場には一時200円以上下げ、26300円を割れています。
その後は急速に回復。始値を超えて26600円を突破。
始値から200円下げ、200円昇っての行って来い推移となりました。
上昇後は下降してきた5分足62本移動平均線に頭を押さえられる形で値を下げます。
後場からはやや値動きを落ち着かせて、26400円絡みの横ばい推移を見せています。
引けで、再度62本MAと絡んでおり、明日の寄り付きに62本MAで反落下放れの可能性を残して引けています。
終値は前日比180円マイナスの26387.72円です。
5分足の移動平均線は、上述の通り62本線がロウソク足と絡んで下降中。
310本線は遥か上方で下降中です。
5分足の指標。
5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは前場に上昇を見せ24本線が60%を超える動きを見せました。
後場からは落ち着いていますが、62本線も50%を回復しています。
ストキャスティクスは前場の上下で行って来いの推移です。
低域から80%を超えるも、後場には10%まで戻しています。
引けでは%Dが30%前後というところです。
ザラ場線は3+線切り下げ、3+300線下降中です。
3+300線からの乖離を広げています。
日足。陰線形成。上下髭あり26500円ライン跨ぐ。
日足は昨日の大陰線の下方に陰線を形成しています。
上下髭のある陰線で本体で26500円ラインを跨いだ形です。
10/13~10/14のギャップは完全に埋め、下値は13日の安値と揃えています。
一応本日の足は下髭を伸ばしており、下値も10/13と安値と揃えていますが、10/13の下値がサポートラインとしては弱いと考えていますので、26000円までの下降は織り込む必要があります。
移動平均線は5日線が50日線を完全に下抜け、50日線も暗転し下降に向かっています。
日足の指標。
サイコロジカルラインは横ばい推移です。15日線が40%付近を推移しています。
ストキャスティクスは続落。%Dが30%に迫っています。
ボリンジャーバンドは-σ2ラインを本体が跨いでいます。
一目均衡表は基準線、転換線が雲に突入。遅行スパン、ロウソク足は既に雲の下ですので、時期に逆3役の形になります。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」