ロウソク足本体は26500円を維持。下降してくる5日線との絡みに注意か。
2022年12月22日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。26500を挟んで横ばい推移。
12月22日の日経平均株価は、前日比164円プラスの26552.43円での開始となりました。
26500円を回復しての開始ですが、寄り付き直後に26500円割れとなります。
下降しても昨日終値付近までで下げ止まり、その後は26500円を回復。
後場からは26500円に絡んで横ばいでの推移となっています。
引けは前日比120.15円プラスの26507.87円です。
前場に下げた際には、5分足62本移動平均線に下支えされている状況です。
後場からは62本線を超えた推移で、引け付近で再度接近しています。
310本移動平均線は下降を継続、150本MAX線が26700円まで下げてきています。
5分足の指標。ザラ場線切り下げもレートは下がらず。
5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは後場から24本線も62本線も上げています。
24本線は一時65%超まで上昇しており、レートは思うほど上がっていないにも関わらず、やや高騰感を示しています。
ストキャスティクスも後場から90%を超えるまで上昇を見せました。
その後デッドクロスを経て、引けでは60%付近まで下降しています。
ザラ場線は3+線は切り下げ、3+300線も下降を継続しています。
3+線は切り下げが出たものの、レートは下げておらず、少し方向性が薄れてきたと読めます。
日足。下髭陰線形成。下値は更新せず、本体で26500円維持。
日足は、昨日の陰線上端に並べる形で陰線を形成しています。
下髭は26500円を下抜けていますが、本体は26500円をキープしています。
一昨日から3日連続で下髭を伸ばしており、陰線の連続も5日目となると下げ止まり感が出てきます。
移動平均線は5日線と20日線は下降中。50日線はやや下降も傾きがほとんどない状況です。
ロウソク足の上方に5日線が迫ってきているため、このまま5日線に抑えられての下落に注意を要します。
中長期では10/13~10/14の窓埋め完了からは下抜けしておらず、26500円をかろうじてキープしている状況です。
ここで下げに一服があっても不思議ではないように感じます。
上述の下げてくる5日線との絡みがどうなるかによりますが、下抜けでは目先は26000円ラインまでの下落を考える必要があります。
5日線の上抜けだと、12/16~12/19の窓があるものの距離があります。一息での上昇は27000円までが妥当でしょうか。
日足の指標。
サイコロジカルラインは横ばい推移です。
ストキャスティクスは続落し、%Dは30%付近まで下降しています。
ボリンジャーバンドは、-σ2ライン絡みでの推移です。
一目均衡表は、基準線と抵抗線が雲の中で横ばい推移を見せています。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」