前日比250円マイナスで寄り付き。日足ははらみの陰線。
2023年1月19日＜＜日経平均株価日報＞＞
概要～5分足。前場は26500との攻防。後場は下げて落ち着く。
2023年1月19日の日経平均株価です。
まず、寄り付きは昨日よりギャップダウンでの開始となりました。
前日比、250円マイナスで寄り付き、26500円を挟んだ上下を見せます。
寄り付きと同時に5分足の62本移動平均線と絡む展開です。
一時、26600円付近まで上昇するも、26500円まで戻り、さらに下げて引けています。
後場は26400円ラインを基準とした上下に移行して、こちらはやや落ち着いての推移となりました。
引けは、前日比385.89円マイナスの26405.23円です。
後場からは、上述の5分足62本線も暗転下降し、引けではロウソク足の50円程度上方に位置しています。
明日の寄り付きがここで抑えられてのギャップダウンも想定されます。
5分足の310本線は、後場開始付近で暗転し、やや下降気味での推移です。
ザラ場の推移としては、下降基調ではあるものの、昨日に比べれば落ち着いた雰囲気での推移となりました。
230119_5m(mmm)(2)
5分足の指標。ザラ場線3+300線暗転か。
5分足の指標についてです。
まず、サイコロジカルラインは、62本線が下降しており、高騰感は減退しています。
引けでは50%付近まで戻しています。
230119_5m(PLg)(5)
次に、ストキャスティクスは、昨日高域で引けていましたが、本日は下降で開始。
後場の頭には10%を切るところまで下落しました。
その後、ゴールデンクロスの後20%付近を上昇中で引けています。
230119_5m(sto)(5)
続いて、ザラ場線について。
ザラ場線は3+線は切上げも、取引時間中には下降を見せています。
ここにきて、3+300線が暗転しており、3+線は3+300線よりも上にあるのに、3+300線が暗転という珍しい状況となりました。
トレンドとしては、3+線＜3+300線と3+300線の下降が同時ではない為、転換には至っていません。
230119_5m(zbm)(20)
日足。はらみの陰線。昨日陽線内で推移。
次に、日足です。
日足は上下ヒゲのある陰線を昨日大陽線の本体の範囲で形成しています。
所謂はらみ線で、上がったところでの陽陰のはらみ線は、上昇の終了を示唆する足ですので、今後の推移が心配されます。
ただ、まだ下方の近い場所に5日線と20日線があり、こちらの支持が期待したいところです。
230119_DAY(mmm)(15)
ひとつネックなのは、12/15付近の推移の様に、5日線が20日線で頭を打って暗転し下値更新となる状況です。
昨年6月や10月初旬のボックス相場の下値からの反転部分で起きている現象で、無視できないシナリオの一つです。
このまま5日線の上昇とゴールデンクロスを待って、下支えを得て、上げ三法で上抜けが理想のシナリオでしょうか。
230119_DAY(mmm)(150)
日足の指標。サイコロジカルラインは以前高域。
日足の指標についてです。
まず、サイコロジカルラインは、昨日よりレートは下げているものの、15本線が高域にあります。
230119_DAY(PLg)(150)
次に、ストキャスティクスです。
こちらは、昨日からレートを上げての推移です。
反発後、値を伸ばして50%を超えたところを上昇しています。
230119_DAY(sto)(150)
続いて、ボリンジャーバンドは-σ1ラインの上にロウソク足を添えています。
本日の足が-σ1ラインを抜けなかったと判断すると、上向きの動きが期待できます。
230119_DAY(bba)(150)
最後に、一目均衡表です。
こちらは転換線・基準線ともに横ばい推移です。
230119_DAY(1mo)(150)
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」