ギャップアップ寄り後場大幅ジャンプ 大陽線。前日比+652円超。
2023年1月18日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。前場ギャップアップ寄り付き、後場ジャンプアップ。
2023年1月18日の日経平均株価です。
寄り付きは、昨日終値より112円プラスの26251.34円で開始となりました。
昨日終値よりもジャンプアップして、5分足310本移動平均線を突破しての開始です。
開始直後は、上記310本MAの上で上下したあと、26300円付近まで上昇しています。
前場のうちに62本MAと310本MAのゴールデンクロスも発生しました。
後場は、一気に26700円付近までジャンプアップして開始しています。
昼休みの時間帯に発表された、日銀の緩和政策の継続を受けての大幅上昇です。
後場の寄り付き後は26600まで一度値を下げるも、その後再上昇し26800円絡みの推移を見せました。
引けは、前日比652円高い、26791.12円で、一気に値を回復しています。
5分足の指標。ストキャス高域まで上昇。ザラ場線は反発。
次に、5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは、24本線も62本線も緩やかに上昇しています。
引けではいずれも60%超を指していますが、レートほどの大幅な動きは見せていません。
続いて、ストキャスティクスです。
こちらは、昨日40%付近で終了していましたが、底から上昇を見せています。
前場に80%を超えて、一度デッドクロスを見せています。
後場からは、高域でのゴールデンクロスを見せ、100%に迫るところまで上昇しました。
最終的に、90%超でのデッドクロスを作ったところで引けています。
最後に、ザラ場線についてです。
こちらは、寄り付きでは3+線が切り下げ。
3+線が3+300線を割り込むデッドクロスとなりました。
ただし、後場の上昇で3+線は寄り付きのような急激な切上げを見せ、3+300線を回復しています。
ロウソク足も3+線や3+300線から乖離した場所にあり、3+300線は上昇を継続。
トレンドとしては上昇のままでの推移となりました。
日足。大陽線形成。5日線、20日線突破。
日足は、昨日の足の上方に本体400円超の大陽線形成しています。
昨日は、上方に2本迫っていた5日線と20日線を一気に突破する足となりました。
目先の高値であった12/27の高値を突破して、12/20に下げた大陰線の中ほどまでレートを伸ばしています。
一気に上向きの勢いのある足を立てており、目先の高値を突破したので、突破した26500円付近が下値ラインとなりました。
昨日のロウソク足との乖離も少なく、窓という窓は開けずの上昇で、下に引っ張る引力は少ないように感じます。
目先の高値は27000円ラインと、12/16~12/19に明けた窓埋めの完了付近で27500円ラインと重なっている地点でしょうか。
ただし、その前に下降してくる50日線との交錯がありますので、そちらをスムーズに抜けたいところです。
日足の指標。ストキャス反発、一目転換線好転。
日足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは、15本線が上昇。
こちらは、昨年8/17以来の水準まで値を上げています。
次に、ストキャスティクスは、昨日暗転していた%Dが反発。
S%Dとクロスせずに好転し値を伸ばしています。
続いて、ボリンジャーバンドです。
こちらは、-σ1ラインを上抜け。中央線である50日線に向かう推移です。
最後に、一目均衡表です。
転換線が好転し、ロウソク足も基準線に向かって上昇。
雲を下から差しに向かう足を形成しています。
基準線までは100円ちょっと、雲の下限までは250円ほどの値幅を残しています。
レートよりも遅行線が先に雲への突入となりますので、そこでの上値の重さがどの程度か注視です。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」