窓埋め陽線も上髭長い。窓埋め完了反転に警戒。上方のMAが抵抗線か。
2023年1月17日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。寄り付きから上昇。26000円台回復。
1月17日の日経平均株価です。
寄り付きは前日比93.19円プラスで小幅上昇での開始となりました。
その直後から上昇し、26000円台を回復しています。
前場はさらに値を上げて、一時26200円に迫るまで上昇し高値の26198.69円を付けています。
後場は大きな上下h安なく横ばい推移です。
最終的に、引けは前日比316円プラスの36138.68円。
26000円台を中一日で回復しています。
引け付近では、寄り付きからV字に上昇してきた5分足62本MAと交錯しています。
交錯の仕方としては、明日の寄り付きでのジャンプアップが期待できる形です。
ただし、26200円付近に310本移動平均線があり、こちらが抵抗線として機能する可能性があります。
そのため、310本線に抑えられる事を窺いつつ、62本線での反発ジャンプアップを期待という形になりそうです。

230117_5m(mmm)(2)
5分足の指標。ザラ場線は切り下げも3+300線と交錯。
次に5分足の指標についてです。
まずは、サイコロジカルライン。
こちらは、寄り付きから上昇し24本線が一時80%を指しています。
その後は50%付近に収束して引けています。
ただし、62本線は60%まで値を伸ばしており、やや高域を示しています。

230117_5m(PLg)(5)
続いて、ストキャスティクスです。
5分足のストキャスティクスは前場の上昇で90%を超えて推移しました。
その後、デッドクロスから下降するも40%付近で下げ止まり、%DとS%Dが交錯しながらの推移となりました。

230117_5m(sto)(5)
最後にザラ場線についてです。
ザラ場線は、3+線は切り下げるも、レートは3+300線を超えて上昇しています。
後場からは3+300線が上昇し、ロウソク足が下抜けしていますが、トレンドの向きが不明瞭な状況となってきました。
3+300線は上昇中も、3+線との乖離は少なくデッドクロス間近です。
3+線の3+300線での反発があればトレンド継続でしょうか。

230117_5m(zbm)(20)
日足。陽線形成ギャップ埋め。上髭が気になる。
次に、日足についてです。
本日の日足は、陽線を形成し、先週金曜日~昨日に明けた窓を埋めています。
ただ、上髭を伸ばしており、上端は5日線と重なっています。
5日線で反落した状況にあり、窓埋め完了からの下落を考慮せざるを得ません。
また、5日線もまだ下降中で、上方から下降してきた20日線も近づいています。
そのため、これらの移動平均線に抑えられて再反落に警戒が必要です。

230117_DAY(mmm)(15)
日足の指標。
次に、日足の指標についてです。
まず、サイコロジカルラインは15日線が60%付近の高域で横ばい推移を続けています。

230117_DAY(PLg)(150)
次に、ストキャスティクスは40%を超えたところで%Dが暗転。
まだデッドクロスには至っていませんが、近くS%Dとのクロスになりそうです。

230117_DAY(sto)(150)
続いて、ボリンジャーバンドです。
こちらは-σ1と-σ2ラインの間での推移です。
丁度中間あたりにロウソク足を立てています。

230117_DAY(bba)(150)
最後に、一目均衡表について。
転換線が下降基調にあり、本日の陽線で跨いでいます。
まだ、反転を示唆するようなサインはなく、芳しくありません。

230117_DAY(1mo)(150)
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」