ゴールデンクロス、デッドクロス (チャート力向上講座日足スイング編)
早速、移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスについてみていきます。
移動平均線は前項の通り5本と25本の線を使用します。
ゴールデンクロスもデッドクロスも、この採用本数5本の移動平均線と採用本数25本の移動平均線の交わる部分であり、クロスが上抜けか下抜けかが各クロスの違いです。
ゴールデンクロス
ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に上抜くポイントです。
下降していたロウソク足が上昇に転じ、長期の移動平均線よりも先に短期移動平均線が反応することで、短期線が長期線を下から上に上抜きます。
買いのポイントとされ、下降トレンドの終了時、上昇局面で押し目での反転部分に発生します。
デッドクロス
デッドクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下抜くポイントです。
ゴールデンクロスとは逆で、ロウソク足が下降し、それに伴って短期線が下向きになり、より緩やかに動く長期戦を上から下に抜きます。
売りポイントとして判断されます。
まずは、単純にゴールデンクロス、デッドククロスの売買になれてもらうために、いくつか例となるチャートを掲載します。
基本を抑えるのみですので、単純にゴールデンクロスで買い仕掛け、高値売りぬけと、デッドクロスで空売り、安値買戻しを考えてください。
左側のゴールデンクロスで買い。クロス直前のロウソク足で、陽線の三兵+長めの陽線が発生している事もポイント。
左側のゴールデンクロスか、その直後の大陽線がポイント。
中央部はボックス相場なので、移動平均線にかかわらず900円~950円のレンジで数回の取引か。
中央部のデッドクロスは長期戦も下落中で、取りやすい。その前のデッドクロスも陰線が連続しており有力。
1回目、2回目いずれのデッドクロスも有効。
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