後場から下降して310本線割れ、陰線形成過去3本を包む線。
2023年1月31日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。後場から下降して310本線割れ。
2023年1月31日の日経平均株価です。
寄り付きは、前日比25円プラス。27458.56円での開始となりました。
その後、上昇して27500円に迫るも、突破できず反落しています。
前場の後半では27400円割れもあり、上値は重い展開です。
後場からは、さらに一段下まで下落しました。
後場後半では上昇してきた5分足310本線を割り込み、27350円ラインも下回っています。
最終的に、前日比106円マイナスの27327.11円まで下降して引けました。
安値は何とか27300円を維持していますが、明日以降に不安を残しています。
5分足の指標。ザラ場線はロウソク足3+線割れ。
次に5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは前場の後半~後場の前半に40%付近まで値を下げました。
その後は、引けに向けtえ60%付近まで戻しています。
続いて、ストキャスティクスは前場の80%付近から、引けでは10%まで下げる展開です。
最後に、ザラ場線についてです。
ザラ場線は3+線は切上げ、3+300線は上昇中でトレンド継続です。
しかし、ロウソク足は後場から3+線を割り込んで、3+300線に向かって下げています。
日足。陰線形成。直近3日本体抜けも下値は維持か。
次に日足についてです。
日足は陰線を形成しています。
5日線を跨いで本体を形成し、昨日までの3本の本体を包む線となりました。
下値は先週木曜日の安値には至っておらず、27300円ラインを維持しています。
5日線を跨いでいますので、このまま下抜けならば支持線が50日線に移行します。
目先の上値は、27500円ラインのままです。
ここ数日の27300円~27500円ラインに挟まれての推移があり、動きたいエネルギーが溜まっているように感じます。
そのため、こお値域からの放れはどちらに向かっても大きく動く可能性を考えています。
日足の指標。ストキャスは反発? 一目は雲の捻じれを通過。
次に、日足の指標についてです。
まず、サイコロジカルラインは高止まりしていた15本線が下降してきました。
続いて、ストキャスティクスは%DラインとS%Dラインが重なっています。
クロスではなく%Dは反発にも見えます。
次に、ボリンジャーバンドですが、50日線を抜けたところを横ばい推移で、方向性がやや乏しいように感じます。
最後に、一目均衡表です。
雲の捻じれを通過しています。
転換線は雲に向かう動きで、遅行線はロウソク足を抜けているものの、雲の中にいます。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」