8月19日時点の平均足と株価予測分析|日経平均は10連続陽線、最高値圏での攻防へ。上昇圧力の強さが際立つ。


2025年8月19日

 

日経平均はついに10連続陽線──上昇圧力の強さが際立つ局面に突入

 

2025年8月19日、日経平均株価は終値43,546.29円と、前日比でやや反落したものの、依然として過去最高値圏を維持している。

特筆すべきは、日足ベースの平均足で10連続陽線が継続しており、短期トレンドが極めて強く、一方向にバイアスがかかった相場環境が続いている点だ。

 

平均足ベースでは、本日のHA-O(始値)=43,249.40円、HA-C(終値)=43,670.31円、HA-H(高値)=43,876.42円、HA-L(安値)=43,249.40円と、実体がしっかりとした陽線を形成している。

連続陽線がこれだけ続くのは、過去の上昇局面と比較しても稀であり、投資家心理のポジティブさが反映されている証左である。

 

また、ATR14(日足ベース)=617.54ポイントと、直近のボラティリティ水準は高止まりしており、変動幅を加味すると今後も42,900円~44,200円の範囲で上下する可能性が高い。

 

移動平均線との関係性を見ると、20日線=41,611.07円、50日線=40,161.30円に対して大きく上に乖離しており、押し目が入ったとしても41,000円台前半までは中期トレンドが堅調に継続していると見てよい。

日足平均足

日足平均足

 

週足平均足も19週連続で陽線維持、中期は“崩れにくい”構造へ

週足ベースで見ても、日経平均の強さは顕著である。

直近週の平均足は19連続陽線となっており、週足においても上昇トレンドが強固であることが確認できる。

週足HA-O=41,774.45円、HA-C=43,566.46円で、実体の長い陽線となっており、\*\*13週線(40,176.58円)\*\*とのかい離幅も大きく、テクニカル的に調整が入りやすい水準ではあるが、現時点でその兆候は確認されていない。

 

フィボナッチ水準で押し目を予測──「買い場」はどこか?

過去60営業日内の値幅(高値=43,876.42円/安値=37,167.01円)から算出したフィボナッチリトレースメントでは、以下の水準が意識される:

* 23.6%押し:42,926円
* 38.2%押し:42,338円
* 50%押し:41,863円
* 61.8%押し:41,388円

この水準は、短期で調整が入った場合において、買い下がりを行う戦略の参考となる。

特に38.2~50%のエリアは押し目買いが入りやすいゾーンとして意識される。

日足フィボナッチ基準

 

 

ファンダメンタル環境:円安・堅調な国内需要・海外イベント

円相場は足元で1ドル=147円台後半で推移しており、自動車や機械といった輸出関連企業の業績期待が高まりやすい環境が続いている。

また、2025年Q2の日本の実質GDP成長率は前期比+0.3%と市場予想を上回り、内需も底堅い。

これが小売やサービス業への安心感につながっている。

 

一方、今週はジャクソンホールでのFRB議長講演が控えており、米金利の動向次第では一時的に世界市場全体に調整圧力がかかる可能性がある。

ボラティリティには十分な警戒が必要だ。

 

業種別動向と今後の注目セクター

自動車・機械:為替の恩恵で収益見通しが強く、主力買いの軸として継続的に注目されている。

半導体関連:指数寄与度が大きい一方、イベント前で手控えムードも。米ハイテク決算の影響を受けやすいため、短期的には選別色が強まる。

銀行・保険:金利関連のテーマ性が弱まってきたものの、バリュー株としての下値余地の乏しさから中立視。

小売・外食・観光:インバウンド消費の堅調さが継続中。特に関西圏を中心とした百貨店や飲食が夏場の実績を押し上げている模様。

 

総括:高値警戒感はありつつも、押し目は積極的に拾いたい

目先は43,876円の高値更新が達成できるかどうかがポイントになるが、仮に短期的に調整が入ったとしても、42,300~41,850円のゾーンでは堅調なリバウンドが見込まれる。

平均足・移動平均線ともに「トレンド継続型」の典型的な形であり、深追いは禁物でも押し目は拾いたい地合いである。

短期トレードよりも、トレンドフォロー型のポジション取りが報われやすい局面といえる。

 

 

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