8月22日・日経平均は小反発|平均足陰転3継続×ATR645拡大、押し目42,926/42,338、週足19週強気を検証


2025年8月22日

 

 

8月22日、日経平均は42,633円29銭で小反発したが、日足の平均足は陰転3本を維持し、ATR14≒645円までボラが拡大している。

強い上昇の“ガス抜き局面”にあり、押し目形成の質が次のトレンドを左右する。

直近スイング(H=43,876/L=39,851)のフィボナッチでは本日38.2%=42,338円に下髭を伸ばしており一次防衛帯として機能か。

為替はドル/円148円台で外需に追い風、国内は7月コアCPI+3.1%、4?6月期実質GDP+0.3%(年率+1.0%)と“インフレ粘着×成長底堅さ”が続く。

米ジャクソンホールの要人発言は短期ボラの引き金となり得る。

 

日足・平均足:陰転3本とボラ拡大、戻り売り優位の地合い

当日の平均足はHA始値?43,002円/HA終値?42,579円/HA安値?42,331円の実体陰線で、戻り局面に売りが被さる形だ。

ATR14=645円は今月の値幅拡大を裏づける一方、終値は20日線?41,879円、50日線?40,430円をなお上回る。

短期は42,926円(23.6%)の踏みとどまりで自律反発が入りやすいが、割り込めば42,338円(38.2%)→41,864円(50%)まで押しの深さを測る展開となる。

 

週足・平均足:強気基調は温存、陽転再点灯を待つ

週足の平均足は強気継続(約19週)。

高値43,8千円台に対し、13週線?40,106円は右肩上がりで、中期基調は崩れていない。

ただし日足の陰転が続く限り、週足でも上ヒゲを伴う“上昇一服”が出やすい。

42,9千~42,3千円台の押し目帯で陽転足が出現し、実体で20日線の再上放れが決まれば、年初来高値43,876円再トライが視野に入る。

 

価格帯シナリオ:指定フィボナッチで描く攻防

直近スイングの高値43,876円と安値39,851円を基準(幅4,025円)から、23.6%=42,926円/38.2%=42,338円/50%=41,864円/61.8%=41,389円が下値の節目だ。

本日下髭が38.2%の42,338円に伸ばしており、ろうそく足単体では反発が見える。

短期シグナルは、(1)42,926円再突破+平均足の陽転、(2)出来高を伴う43,100円台回復、(3)43,876円上抜けで上昇再加速。

逆に41,864円を明確に割り込むと、41,389~40,712円の深押しシナリオを優先する。

 

 

ファンダメンタル概況:円安定着とインフレの粘着、成長は“そこそこ”

為替は148.29~148.77円のレンジで推移。

外需・ハイテクにプラスだが、輸入物価の再上昇は内需ディフェンシブに重い。

物価は7月の全国コアCPI+3.1%と2%目標超の粘着が続く。

市場は年内の追加引き締め可能性を意識。

成長面では4~6月期実質GDP+0.3%(年率+1.0%)と5四半期連続のプラスで、過度な景気後退懸念は後退。

外需と設備投資が下支えする。

海外ではジャクソンホール(8/21~23)が開催中。

パウエル議長のトーンは世界のリスク資産へ波及し得るため、イベント前後は“良いボラ/悪いボラ”が交錯しやすい。

 

業種別の現況と見通し

半導体・AI関連は構造需要と円安が追い風で基調堅持。

短期調整でも押し目待ちの買いが厚い。

銀行はインフレ粘着と金利上昇観測、株主還元で底堅い。

自動車・輸出主力は円安メリットを享受しつつ、関税・需要サイクルで値動きが荒い。

商社・資源はコモディティの方向感頼みでトレンド化しやすく、イベントドリブンの逆張りも機能する。

内需ディフェンシブ(小売・食品・外食)はコスト上昇が続く限り上値が重く、セクターローテで比率調整の対象となる。

 

まとめ:戦略は“押し目の質×陽転再点灯”の二段確認

テクニカルは陰転3本+ATR拡大で慎重姿勢が妥当。

まず現在上値となっている42,926円の攻防、突破できずとも42,338円→41,864円の帯で陽転足が点灯するかを確認し、20日線の下支えでの反発を拾う戦略か。

中期視点では週足強気が生きており、主軸は半導体・AI・資源、クッションに銀行、内需ディフェンシブはインフレ鈍化シグナルが出るまで軽めに構えるのが現実的だ。

 

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