8月26日の日経平均株価分析:日足続落で調整色強まるも週足は底堅さ維持。フィボ節目で下髭伸ばし、直下に20日平均線控え。


2025年8月26日

 

日経平均の現況と平均足から見る相場

8月26日の日経平均株価は終値42,394.40円となり、前日の42,807円からさらに下落した。

日足平均足は始値42,853円・終値42,464円で、陰線の実体を伴った形となり、下落トレンドが強まっている。

直近の5日移動平均線は42,667円で上値を抑えており、短期的には戻り売り圧力が優勢であることを示す。

一方、20日線(42,016円)や60日線(40,156円)は依然として上向きで、中長期の基調は崩れていない。

 

週足平均足では始値42,424円・終値42,678円で推移し、今週に入ってからの下落を吸収しながらも、ローソク足はまだ陽転を維持している。

これにより、短期の軟調地合いと中期の強気基調が拮抗している状況といえる。

 

フィボナッチ分析から見た価格帯

直近スイングの高値43,876円、安値39,851円を基準にすると、23.6%水準は42,926円、38.2%は42,338円、50%は41,864円、61.8%は41,389円となる。

今回の終値42,394円は、ちょうど38.2%の節目付近で踏みとどまった格好だ。

ここを維持できるかが今後の展開の分岐点となり、下抜ければ41,800円台までの調整リスクが意識される。

逆に、23.6%水準の42,926円を上抜ければ、再び43,000円台の回復が見えてくる。

 

経済環境とファンダメンタル要因

世界経済のファンダメンタル要因では、米国のインフレ鈍化が一服し、FRBの利下げ観測が後退している点が投資家心理を冷やしている。

米長期金利の高止まりがハイテク株の重荷となり、日本市場でも半導体関連に売りが波及している。

為替市場では円安が一服しており、輸出関連株の追い風は弱まった。

一方で、国内の設備投資やインバウンド消費の底堅さが支えとなっており、全面的な弱気には至っていない。

 

 

業種別の動向と展望

業種別では、半導体や電子部品などハイテク分野に調整が入り、相場全体を押し下げている。

素材株も中国需要の減速を背景に冴えない展開が続く。

一方で、銀行株や保険株などの金融セクターは金利高環境の恩恵を受けて底堅い。

ディフェンシブな電力・ガス株、食品株も買い支えとして機能しており、資金のシフトが鮮明だ。

今後はセクターごとの強弱がより鮮明になり、相場全体は横ばい圏での推移が想定される。

 

今後の展望と転換点

短期的には42,338円(38.2%水準)を守れるかが焦点であり、割り込めば41,864円の50%押しが次のターゲットとなる。

週足が強気を維持している限り、中期的には再び43,000円台の回復余地が残されているが、米金利や為替の動向次第では調整幅が拡大する可能性もある。

目先は42,300円付近での攻防が続き、ここが今週の大きな転換点となるだろう。

 

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