下髭陰線形成。下髭は20日MA跨ぐ。前日比-463円。
2022年11月04日<<日経平均株価日報>>
概要。291.5円マイナスで寄り付き、下落。
11月04日の日経平均株価は291.5円マイナスで始まりました。
寄り付き後も下落し、27000円をギリギリ維持している状況です。
安値を付けた後は反転し、終値では27200円付近を維持しました。
寄り付き時のギャップとその直後の下降が響いており、大幅安の一日となりました。
終値は前日比463.65円マイナスの27199.74円で推移しています。
5分足、62本MA-310本MAのデッドクロス。310本は暗転。
5分足はギャップダウンで寄り付き、直後も下降。
前場の中頃まで下降を続け、340円ほど下降しています。
安値を付けた後は反転。
上昇して27100円付近を推移し前引けとなりました。
後場は、後半に上昇を見せています。
下降してきた62本移動平均線を後場後半に突破するも、完全に上離れとはなっていません。
前場のうちに310本移動平均線と62本移動平均線のデッドクロスも発生し、310本移動平均線は暗転しています。
5分足の指標。サイコロジカル、ストキャスは下降から反転し上昇。
5分足の指標です。
まず、サイコロジカルラインは前場の下降で24本線が30%を割り込んで推移しています。
前場後半から上昇、引けでは65%付近まで反転しました。
ストキャスティクスは、前場の下降で5%を切って推移。
10%以下でのゴールデンクロスの後、反転して大引けでは90%を超えるまで上昇を見せました。
ザラ場線は、3+線は小幅切り上げです。
切り上げた後は、前場前半の下降で前日の水準を割り込んで推移しています。
3+300線は上昇継続です。
3+線と3+300線の乖離はぐっと縮めていますが、3+線が小幅でも切り上げで、3+300線も上昇中では、ザラ場線トレンドは上向きと判断せざるを得ません。
日足。下髭の長いギャップダウンの陰線形成。
日足は前営業日の陽線から5日線や50日線を割り込んで陰線を形成しています。
陰線は下髭を伸ばし、下髭で20日線を跨ぎました。
足としては、上昇とは言い難い足ですが、下髭を伸ばしているので調整足としても見る事が出来ます。
下髭で20日線を跨いでいるのも、底の雰囲気があります。
10/3、10/13、10/28の安値を結んだ支持線を割って足を延ばしていますが、本体はそれよりも上にあるギリギリとどまっている感じもあります。
日足の指標。
日足の指標です。
サイコロジカルラインは45%~55%程度の範囲で横ばい推移です。
ストキャスティクスは、60%を超えたところでデッドクロスとなりました。
ボリンジャーバンドは、本日の足は中央線である50日線より下に置いています。
下方の-σ1にはまだ距離があります。
一目均衡表は、先行スパンを突破できず、雲に抑えられる形となりました。
遅行スパンはロウソク足を突破していますし、転換線も上昇中です。
基準線も上向きに変わってきた事から、雲との関連以外は上昇を示しています。
あとは、雲を突破できるかどうかでしょうか。