今日のハイライト
日経平均は終値42,718円、高値は43,000円(42,999.71)まで上伸し、史上最高値を更新した。
TOPIXも3,066台で過去最高を更新し、相場の広がりを裏付ける。
主導はソフトバンクや半導体周辺などテック。
外部環境面ではドル/円が148円前後と円安が継続し、外需に追い風だ。
テクニカル(平均足)
日足の平均足は5本連続の陽線。
本日の平均足始値は41,164円、終値は42,475円で実体拡大が続く。
14日ATRは674円まで上昇しており、短期の「許容ノイズ」は拡大局面だ。
直近スイング(8/4安値39,851円 → 8/12高値43,000円)を起点に引いたフィボナッチ押しは、23.6%:42,257円/38.2%:41,797円/50%:41,425円/61.8%:41,054円。
押し目の候補帯はこの4.22万?4.10万の階段で意識される。
弱気転換の初期サインは、日足平均足始値41,164円の明確割れ。
ここを割り込むとモメンタムが鈍化し、上記の押し目帯の「どこで止まるか」を検証する展開になる。
週足の位置
週足の平均足は18週連続で陽転。
今週(8/12週)の平均足始値40,757円、終値42,475円で、トレンドは中期でも強い。
40,757円は中期のトレンド判定ライン。
ここを上回る限り「上昇基調維持」の評価でよい。
価格帯シナリオ(1?2週間)
- 強気継続:史上高値圏の上抜けが続けば、ATR(674円)を上値に加算した4万3,350?4万3,700円が次のターゲット。上伸中は浅い押し目(42,257円近辺)が機能しやすい。
- レンジ回帰:過熱感のクールダウンで41,800?42,700円の往来。25日線乖離の是正を待ち、押し目買い有利。
- 弱気転換:41,164円割れで失速リスクが高まり、41,425円→41,054円の防衛力をテスト。
ファンダメンタルズの現在地
日銀は7月会合で政策金利0.5%を維持。
物価見通しをやや上方修正し、年内の微調整余地も意識されるが、当面は緩やかな正常化ペースだ。
6月の全国コアCPIは+3.3%で、粘着的な物価と賃上げ定着が示唆される。
為替はドル/円148円前後で推移し、日本株の外需・輸出採算にはプラスに働いている。
セクターの現況と見通し
半導体・電子部品:AI関連の設備投資観測と円安で主導。
イベント前後は値幅が出やすいが、押し目は浅く強い地合いが続く見立て。
情報通信(ソフトバンク周辺)もテーマ性と指数寄与で資金を呼び込みやすい。
自動車:為替の支援で緩やかな上昇。
北米販売やEV在庫調整への視線は残るが、148円近辺なら採算は改善方向。
銀行:日銀の正常化含みでNIM改善期待は継続。
ただし長期金利観測の揺れで押し目買いと戻り売りが交錯。
メガバンク優位の相対強さを見込む。
不動産:金利先高観が上値を抑え、選別色が強い。
高配当・資産回転力のある銘柄に資金が寄りやすい。
資源・商社:為替の支えに加え、多角化ポートフォリオで底堅い。
資源価格にブレが出ても配当需要が下支え。
まとめ
平均足は日足・週足ともに上向き。
テクニカルは上抜け→浅押し→再上伸の流れが基本線で、目先は4万3,350~4万3,700円が視界に入る。
ファンダ面でも円安・賃上げ・日銀の段階的正常化が同時進行し、外部環境(米金利・関税情勢)の改善が追い風。
価格で確認しつつ、強いセクターに素直に乗るのが今の最適解だ。