8月12日|平均足5連陽・週足18週陽転 史上最高値更新と円安の追い風


2025年8月12日

 

今日のハイライト

日経平均は終値42,718円、高値は43,000円(42,999.71)まで上伸し、史上最高値を更新した。

TOPIXも3,066台で過去最高を更新し、相場の広がりを裏付ける。

主導はソフトバンクや半導体周辺などテック。

外部環境面ではドル/円が148円前後と円安が継続し、外需に追い風だ。

 

テクニカル(平均足)

日足の平均足は5本連続の陽線。

本日の平均足始値は41,164円、終値は42,475円で実体拡大が続く。

14日ATRは674円まで上昇しており、短期の「許容ノイズ」は拡大局面だ。

直近スイング(8/4安値39,851円 → 8/12高値43,000円)を起点に引いたフィボナッチ押しは、23.6%:42,257円/38.2%:41,797円/50%:41,425円/61.8%:41,054円。

押し目の候補帯はこの4.22万?4.10万の階段で意識される。

弱気転換の初期サインは、日足平均足始値41,164円の明確割れ。

ここを割り込むとモメンタムが鈍化し、上記の押し目帯の「どこで止まるか」を検証する展開になる。

 

週足の位置

週足の平均足は18週連続で陽転。

今週(8/12週)の平均足始値40,757円、終値42,475円で、トレンドは中期でも強い。

40,757円は中期のトレンド判定ライン。

ここを上回る限り「上昇基調維持」の評価でよい。

 

価格帯シナリオ(1?2週間)

  • 強気継続:史上高値圏の上抜けが続けば、ATR(674円)を上値に加算した4万3,350?4万3,700円が次のターゲット。上伸中は浅い押し目(42,257円近辺)が機能しやすい。
  • レンジ回帰:過熱感のクールダウンで41,800?42,700円の往来。25日線乖離の是正を待ち、押し目買い有利。
  • 弱気転換:41,164円割れで失速リスクが高まり、41,425円→41,054円の防衛力をテスト。

 

ファンダメンタルズの現在地

日銀は7月会合で政策金利0.5%を維持。

物価見通しをやや上方修正し、年内の微調整余地も意識されるが、当面は緩やかな正常化ペースだ。

6月の全国コアCPIは+3.3%で、粘着的な物価と賃上げ定着が示唆される。

為替はドル/円148円前後で推移し、日本株の外需・輸出採算にはプラスに働いている。

 

セクターの現況と見通し

半導体・電子部品:AI関連の設備投資観測と円安で主導。

イベント前後は値幅が出やすいが、押し目は浅く強い地合いが続く見立て。

情報通信(ソフトバンク周辺)もテーマ性と指数寄与で資金を呼び込みやすい。

自動車:為替の支援で緩やかな上昇。

北米販売やEV在庫調整への視線は残るが、148円近辺なら採算は改善方向。

銀行:日銀の正常化含みでNIM改善期待は継続。

ただし長期金利観測の揺れで押し目買いと戻り売りが交錯。

メガバンク優位の相対強さを見込む。

不動産:金利先高観が上値を抑え、選別色が強い。

高配当・資産回転力のある銘柄に資金が寄りやすい。

資源・商社:為替の支えに加え、多角化ポートフォリオで底堅い。

資源価格にブレが出ても配当需要が下支え。

 

まとめ

平均足は日足・週足ともに上向き。

テクニカルは上抜け→浅押し→再上伸の流れが基本線で、目先は4万3,350~4万3,700円が視界に入る。

ファンダ面でも円安・賃上げ・日銀の段階的正常化が同時進行し、外部環境(米金利・関税情勢)の改善が追い風。

価格で確認しつつ、強いセクターに素直に乗るのが今の最適解だ。

 

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