本日8月18日の日経平均は43,714.31で引け、TOPIXとともに連日で最高値を更新した。
自動車など輸出株主導での上昇で、弱含む円相場が追い風となった格好だ。
日足・平均足の所見(テクニカル)
日足の平均足は、陽線継続9本。
直近の平均足始値=42,900.66、平均足終値=43,598.14、平均足高値=43,835.12、平均足安値=42,900.66で、実体の大きい陽線が続く“トレンド持続型”の形だ。
20日線=41,424.72、50日線=40,045.21と、いずれも終値43,714.31を下支え。
ATR14=約615ptからみた1日の想定変動レンジは43,100~44,330前後。
押し目水準はフィボナッチ38.2%=41,266.75、50%=40,473.38、61.8%=39,680.00。
直近高値43,835の上抜けは“青天井”局面を強める一方、平均足安値(42,900前後)割れは短期モメンタムの鈍化シグナルになりやすい(平均足の陽転連続が止まる)。
週足・平均足の所見(中期)
週足ベースでも平均足は陽線連続19週。
平均足始値=41,774.45/平均足終値=43,598.14で、13週線=40,189.51を大きく上回る推移。
中期は「押し目待ちに押し目なし」の強いトレンドで、41,800?42,000が中期の初期サポート帯、割り込んでも40,500前後が次の分厚い支持帯として機能しやすい。

ファンダメンタルの現在地
為替はUSD/JPYが147円台半ばで推移。
円安は輸出セクターの採算を押し上げ、株価の追い風になっている。
マクロでは、2025年Q2の実質GDP速報は前期比+0.3%と市場予想を上回る伸び。
内需の底堅さが示され、企業業績の上方圧力に寄与する。
詳細確認は内閣府の公表資料・速報値ヘッドラインが根拠だ。
金利面では10年国債利回りが1.5%台で落ち着き、過度な金融引き締めへの警戒は後退。
株式のバリュエーションを大きく毀損しない水準にとどまっている。
なお、今週はジャクソンホールなど米金利の手掛かりも控え、ボラティリティ上振れには留意したい。
業種別の現況と見立て
- 自動車:円安メリットが明瞭で、本日も上昇を牽引。トレンド継続の想定。
- 電機・半導体:指数は高値圏だが、銘柄間で強弱が分かれる地合い。ハイベータはイベント前の手仕舞いで振れやすい。
- 銀行:7月以降は金利期待で買われる場面もあったが、足元は上げ一服の日も。利回りの落ち着きで物色は選別へ。
- 内需ディフェンシブ(小売・外食・医薬):賃上げとインバウンドの継続が追い風。指数主導上昇局面では出遅れ修正の余地。
戦略と価格帯の目安(~数日)
- 上値:43,835(直近HA高値)を明確にブレイクなら44,300前後(ATR上限)までの踏み上げ余地。
- 下値:まず42,900(平均足安値)、次いで41,300(Fib38.2%)→40,500(50%付近・週足支持帯)。
- シグナル:日足平均足の陰転(平均足終値<平均足始値)と実体縮小が同時に出れば短期の一服サイン。週足が陽転維持の間は押し目買い優位の前提は崩れにくい。